「貴婦人と一角獣 展」(予告)


nact201304

この春、フランス国立クリュニー中世美術館から6面のタピスリー「貴婦人と一角獣」が来日する予定です。その6点だけが展示される小展覧会だろうかと思いきや、その美術館から全部で約40点が来るそうなので、他にも中世ヨーロッパの芸術作品が楽しめるという訳ですね。
ちょいと事前予習ということで、クリュニー中世美術館のホームページのコレクション・コーナーを覗いてみましょう。

「貴婦人と一角獣」以外にも優れたタピスリーなどがあるようです。一緒に来てもらえると嬉しいです。

あと、この展覧会、英題で ” The Lady and the Unicorn ” と付いていますが、どうも、The が付くと堅い感じがしてしまい、英語ではピンと来ません。

やはり、フランス語で ” La Dame à la licorne “、こちらがしっくり来ますね。

先日の「シャガールのタピスリー展」でのイヴェット・コキール=プランスさん、中世のタピスリーを調べまくったと、インタビュー映像で述べてられましたので、きっと、この作品も研究されたのでしょう。

2013. 4.24 – 2013. 7.15  at 国立新美術館
2013. 7.27 – 2013.10.20  at 国立国際美術館

 

 

チケット屋の割引券


一応、美術展に行く前に 100円なり200円なり安く手に入ればラッキーということで、チケット屋さんに立ち寄ることが多いです。しかし、そこで得したと思って気が大きくなった分、鑑賞後のショップで図録+何かを買ってしまうんであり、結局、財布から出て行ったのは予定よりも多かったぁ、ということがよくあるのですが。。^^;

ところで、裏事情は全く知りませんが、美術展によっては、半額とか、さらにはそれ以下とかで売られていることがあるのが不思議です。それは開始後の展覧会の人気度を反映しているのか? そうかと思うと、実際には混んでいたりということもあって、では、来館促進の一手段なのかも? とも思えてしまうのです。

ま、業界どこでも、いろんな事情はあるでしょうから、それは知らずで良しとして、費用が浮いたら浮いたなりに、次の一鑑賞を楽しむことにしましょうね。^^