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気になるアート.com 美術切手シリーズ

横山大観 : 切手と本

  切手になった横山大観の作品
[ STAMP ] 1985(S60).06.01 「国際放送50年」 C1048-9
横山大観:夜桜
夜桜 』 1929 (S04)

各177.5*376.8 紙本着色・六曲一双

 " Cherry Blossom Viewing at Night "
  ローマ日本美術展
  大倉集古館



[ STAMP ] 1983(S58).03.10 「近代美術シリーズ」 C940
横山大観:無我
無我 』 1897 (M30) 148.4*87.2 絹本着色・軸
 " Innocence "
  第2回 絵画共進会
  東京国立博物館



[ STAMP ] 1967(S42).10.02 「国際観光年」 C482
横山大観:霊峰飛鶴
霊峰飛鶴 』 1953 (S28)頃

65.0*86.6 絹本着色金彩・軸

 " Mount Fuji with Cranes in Flight "
  横山大観記念館



[ BOOK ] 森鷗外 「 山椒大夫・高瀬舟 他四編 」 の中の「寒山拾得」
横山大観 『 寒山拾得 』 1915 (T04)
  福岡市美術館
 * Amazon: 「 山椒大夫・高瀬舟 他四編 」

寒山は文殊菩薩、拾得は普賢菩薩の現れとされる。多くの画家がこの題材を扱い、それぞれの趣向の優れた作品を残しているが、とりわけ大観の作品は全く無駄な肩の力が抜けたのびやかな出来になっていると思う。
森鷗外が本の最後に「実はパパアも文殊なのだが、」と言っているが、それは特にその道を極めた人だけが言える冗談なのかもしれない。また、そういう人だけが感じられるものが、寒山拾得そのものかもしれない。