artnet というメディアが毎月、高額落札されたアート作品のトップ10を発表しているのですが、毎月のページ単位ではアーカイブされていないようで(このサイト、使い方がいまいち判りません)、次の月になると前月ページのデータが消えてしまいます。
なので、日本語訳も含めて、毎月、書き出してみようと思います。
サイトは、こちら → http://www.artnet.com/top10auctions/results.aspx
それで、2012年11月の高額落札作品は下記の通り。80円ぐらいをかけると、それぞれ数十億円の単位になります。
1. ロスコ 『 No.1( ロイヤル・レッドと青 )』 288.9*171.5 7,512万ドル
2. モネ 『 睡蓮 』 88.3*90.8 4,376万ドル
3. ウォーホル 『 自由の女神 』 197.5*205.7 4,376万ドル
4. ピカソ 『 チューリップのある静物 』 130*97 4,152万ドル
5. フランツ・クライイン 『 無題 』 200.7*280.4 4,040万ドル
6. ポロック 『 Number 4 』 76.5*63.5 4,040万ドル
7. ジェフ・クーンズ 『 チューリップ 』 203.2*457.2*520.7 3,368万ドル
8. ベーコン 『 無題(教皇)』 152*94 2,976万ドル
9. リキテンスタイン 『 赤いシャツの裸婦 』 198.1*167.7 2,808万ドル
10. バスキア 『 無題 』 198.1*172.7 2,640万ドル
この月は馴染みのあるアーティストの作品が多かったですね。(いつもは、知らない中国の作家が占めることが多いのです。)
上記作品、どこかでお目にかかれるのを楽しみにしましょう。
気になるシリーズ、という訳では無いのですが、美術展やデパート物産展のスケジュールリストを作っていたら、妙に、お祭りのリストも作りたくなってしまったのでした。→ こちら
まだ、β版です。少しずつ追加していきます。
1年ほど前から全国各地の美術館を巡回して、東京の世田谷美術館での展覧会は最後の開催ですので、既にご覧になった方は多いのでしょう。
松本竣介の作品は、これまでにも神奈川県立近代美術館や大川美術館にて企画展が開催されることがあったので、正直のところ大まかな把握が出来ているものと思い込んでいたのでしたが、甘かったです。個人蔵の作品も数多く集め、油彩画・素描・スケッチを時系列に解説すると共に、関連する資料である雑誌や手紙なども揃えての、かなり充実の回顧展。
・複数の人物が登場する都会の風景画
・自己を主張する自画像
・静謐な空間にて何かを語りかけるかのような指の、人物画
・一人ぽつんと寂しげな姿が通るモノトーンの風景画
等々を経て、最後にキュビズム作品も制作していたとは! それは初めて知りました。
個人的には、やはり、指シリーズが一番印象的です。
そして、編纂されている展覧会図録が 400ページにも及ぶ分厚い超力作。2300円。
1/14日まで。世田谷美術館
Added a new English page of Francis Picabia.
Mr. Yokoo Tadanori is admiring Picabia, but there are few chance we can meet the artworks in Japan.
I added the new page of “John Singer Sargent” and “Yves Tanguy“.
There are very few artworks of Sargent, I only know one in Tokyo Fuji Art Museum.
「タピスリー」というと、中世の色落ちした太い糸で織られた絨毯を想像します。今回、シャガールの作品がタピスリーになるということは、そういう感じのタピスリーなんだろうと、漠然と予想して出かけたのです。また、シャガールの作品は、色彩が幾重にも重なり、にじみもあって、線も自由に途切れ途切れ。そんな、いつもの油彩なり水彩なりの彼の作品がタピスリーになったら、それは、また別の作品なんだろう、、とも。
ところが館に入って目に飛び込んできた数メートルもある大きなサイズのタピスリーは、とても織物とは信じられない精巧なつくり。わずか25色の糸と使って、シャガールの作品そのものがタピスリーとして再現されていたのでした。
これは、シャガールが全幅の信頼を寄せていた、イヴェット・コキール=プランス(1928-2005)という女性による作品。昔の優れたタピスリー作品を研究して彼女独特の作品を生み出すことに成功したそうなのです。シャガール以外にも、ピカソやエルンストの作品のタピスリー化を行っています。「タピスリー」の認識を変えさせられてしまう、すばらしい作品。是非、お勧め。
併せて、シャガールの油彩・水彩・リトグラフの作品も数多く展示されています。
1月27日まで。渋谷区立松濤美術館。300円。
I added the new page of “August Macke”. His color is very good !
I do not know the Japanese collection which houses his artworks.
There is a stamp of Germany, he is very popular in Germany I guess.
” Fashion Shop “ 1913 60.0*50.0
Westfälisches Landesmuseum für Kunst und Kulturgeschichte, Münste
年明けと共に、デパートの全国物産展が再開されますね。
サイト引っ越しに合わせて、このページのレイアウト刷新をして、内容を更新しました。日付ソート機能を付加しました。
→ こちら。 情報は、適宜、追加していきます。
しかし、デパートの美術展情報は把握しにくい。告知が直前であると共に、内容がタイトルしか判らないです。これでは、出展されるアーティストの方も、業界内での情報流通か、たまたまデパートに買い物に来た人にしか知れないでしょうから、苦労されているのでは無いでしょうか。。
この秋のリニューアルで画像データベースも充実して使い易くなったポンピドゥー・センターの公式サイト。
まだ反映していなかった、ピカビア、デ・クーニング、タンギー、パスキン、ロスコ、マルケ、ポロック の各作品のリンク設定を終わりました。
ブラックやモンドリアン作品は画像が掲載されておらず、何故かな? という感じです。
旧FishEyeArt からのリダイレクト設定終わりました。旧サイトは、もう存在しません。
さてさて、数ヶ月にわたり、移行作業ばかりやってましたので、やっと本来ベースに戻れます。
データの増強、展覧会感想のアップ、アート・ニュースのピックアップと紹介といったことを進めていきます。
KIDO Pressとの協同による、キキ・スミスの新作版画集 『 Puppetry / あやつり人形 』 の出版に際し、その記念展が清澄白河の KIDO Press ギャラリーで開催されているというので、出かけてきました。
キキ・スミスさんは MoMAのインタラクティブ・コンテンツでも制作過程が公開されており( → こちら )、また、2年前にはニューヨークのとある教会のステンドグラスを制作されたということで( → こちら )、以前から実作品に触れたいと、気になっていた人です。
さて、清澄白河のココのアート・ギャラリーは初の訪問。どんな所だろうと清澄公園近辺をぐるぐる回ってやっと、その場所を発見!
ん? でも、これは、完全に配送倉庫の建物! この5階から7階に現代アートのギャラリーがいくつも入っているって、まず判らないですよね。外見とは大いに違って5階から上は確かに現代アートの画廊。
エレベーターは業務用のゴォォォーと動く広~いのしか無いので、降りたら「閉」を必ず押さないといけないそうです。
KIDO Press ギャラリーは、その6階にあって、こじんまりとしたスペースであり、該当の作品6点だったか展示してありました。画集の発行も楽しみです。
■ 展覧会ホームページ
2012.12.18 – 2012.12.29
その後、年末年始の休廊。後期は 2013.1.22- 2.16
引越と同時にブログ・オープンの予定だったのですが、いきなり、ワードプレスでエラー発生 ^^;;;
タグ修正を終え、ようやくスタートです。
ワードプレスの設定は初めてですので、あれこれ勉強しながら機能付加していきたいと思います。
よろしくお願いします。