ヒルマ AF クリント展の解説動画


以前紹介しました、スウェーデンの女性前衛抽象画家:ヒルマ AF クリントのストックホルム近代美術館での展覧会、その後、館のキュレーターさんによる解説動画が YouTubeに掲載されていますので、ココにアップします。

1世紀前なので小さい作品かと思っていたのですが、2メートル四方以上の大きなサイズの作品が多いこともで発見できます。また、カンディンスキー、モンドリアン、マレーヴィチらと同時期では無く、彼らよりも先に抽象画を発見した人でした。

動画の中に、「レントゲンの発見により、それまで知ることが出来なかった皮膚の下を見ることが出来るようになったことが大きい」という解説があります。フランシス・ベーコン展でも、彼が同様にX線で知れるようになった世界の影響があるという説明がありましたが、当時のアーティストたちにとって、見えなかったものが見えるようになったというインパクトは、とても大きかったのですね。

なお、動画については、展覧会開始早々、現地のメディアが流しているのがあったことに気づいてはいたのですが、サーバー非力で途中で何度も止まってばかりでしたので、その時は紹介を控えました。さすが、YouTube。配信は安定しています。