6/15 美術館 ツイッター/フェイスブック/iアプリ 一覧、ツイッター中心に、少し追加しました。
6/14 鏑木清方記念美術館 で開催中の「 初夏の風情 」展(5/25-6/30)、『 夏の朝 』は 34.0*17.7 の小さな軸装ですが、良い作品でした。
6/13 ツイッター、フェイスブックを開始されている美術館の一覧追加を、そろそろ、やらないとと思ってます。^^;
6/12 来月、大きくリニューアルされる村内美術館のこと、および、フランスへ移動したクールベの 『 フラジェの樫の木 』 についてブログに記事をアップしました。
6/11 今週の Happy Birthday! は 古賀春江、6/18生まれ。彼がもう少し長く生きていたら、シュルレアリスムの次に何にトライしたでしょうね。
6/10 6/16から宇都宮美術館で始まる「天上の愛・地上の美 ヨーロッパ絵画」展は、長坂コレクション。公式サイトがあったんですね。はじめて知りました。
6/ 9 戦後、適当に配分されたロシアのシチューキンとモロゾフのコレクション。今、エルミタージュ美術館とプーシキン美術館との間で騒ぎになっている そうです。
6/ 8 今週の Happy Birthday! は クールベ、6/10生まれ。以前、村内美術館所蔵だった 『 フラジェの樫の木 』 は、今フランス所有となりフランスの国宝となりました。
6/ 7 最近、ブログに展覧会の感想を書くと、グーグル検索結果の1ページ目に上がってくるようになったので、嬉しくもあり、少し恥ずかしくもあり、です。^^;
6/ 6 5月の高額落札アート作品一覧 をブログにアップしました。話題になったポロック以外にもリキテンスタイン、バスキアなどなど 25億円以上の案件がゴロゴロ!
6/ 5 今週の Happy Birthday! は ゴーギャン、6/7生まれ。オルセーにある『 ヴァイルマティ 』 は元松方コレクションで、戦後返してもらえなかった作品。
6/ 4 国立新美術館で開催中の 「貴婦人と一角獣」展の感想 をアップしました。6枚目の謎解きが楽しいですね。
6/ 3 この数ヶ月間は展覧会情報速報に注力してきましたが、しばらくは、また、データ蓄積の方に戻った方が良いかな、と考えております。
6/ 2 「ラファエロ展」も、とうとう今日まで。半年間掲載してきたパンフレットの画像を降ろさなければならないのも、名残惜しい感じです。^^;
6/ 1 八王子の村内美術館が大きくリニューアルされるそうです。これまでの常設展示作品を鑑賞できるのは 6/25まで。最後に行かなきゃ。
前回の「清方、美人画の巨匠へ」展に続き、木原文庫というところから出展されている初見の作品を期待に、先日、雨の中、訪問。
『 合歓 』 昭和10年代後半 120.0*27.5
『 合歓の花 』 1929 (S04) 144.0*51.0
『 夕潮 』 不明 115.0*36.0
『 初夏の雨 』 1935 (S10)頃 48.0*58.0
『 吉野山(『苦楽』表紙絵原画)』 1948 (S23) 27.9*26.6
『 戻橋の小百合(芝居十二ヶ月の内)』(『新演藝』口絵原画) 1917 (T06) 34.3*24.0
『 夏の朝(秋のおとづれ)』 1915 (T04) 34.0*17.7
『 明治風俗 すゞみ舟 』 1940 (S15)頃 40.0*50.5
『 夏の朝(秋のおとづれ)』 は薄いトーンの小さな軸装ですが、とても情緒のある作品。良い作品ですねー。
窓口で木原文庫のこと尋ねてみたのですが、「個人の方」とだけしか教えてもらえませんでした。検索してみても出てこないので、継続の宿題ですね。どなたかご存じの方おられたら教えてください。
なお、今回、サントリー美術館所蔵の 『 春雪 』 本画と共に、その下絵が並べて展示してありました。これも、めったにない機会でしょう。
パンフ画像は前回のブログに掲載 しております。
「初夏の風情 - 随筆 『 こしかたの記 』 とともに -」
5.25 – 6.30
→ 鏑木清方 作品一覧ページ
6/10はクールベの誕生日。以前、村内美術館所蔵だった、この 『 フラジェの樫の木 』 は、フランス国家から熱望されて、返却(4億円で売却)されたそうです。今、フランスの国宝となり、オルナンのクールベ美術館 蔵となっています。
その村内美術館、今月の25日をもって、一旦、閉館となります。1982年11月から常設展示として長年続いてきた「ミレー、コロー、クールベとバルビゾン派」展も、終わりです。
前半はバルビゾン派の薄暗いトーンの作品が並び、中盤からはプーグローやエネルなど、国内ではなかなか会えない作品が展示され、そして、後半にはボナールやルノワールなどが続きます。キスリングの『 ブイヤベース 』 は色彩のインパクトが強い作品です。近年ではブラジリエやマナブ・マベなども加わり、幅が広がっていくのかと期待していました。
いつ行っても会える落ち着いた美術館で、八王子に行った際に何度も訪問した美術館。お世話になりました。
さて、7月からは大きくリニューアルされ、家具デザインと現代アートの展示場になるとのこと。これまでのバルビゾン派の作品などと併設されるのか否か(コレクション自体も)不明ですが、今後の新たな企画に期待します。
毎月の定点観測です。
先月は、25億円以上の案件がたくさんあったのですね!
1. ポロック 『 Number 19 』 5,836万ドル
2. リキテンスタイン 『 Woman with Flowered Hat 』 5,612万ドル
3. バスキア 『 Dustheads 』 4,884万ドル
4. バーネット・ニューマン 『 Title: Onement VI 』 4,384万ドル
5. セザンヌ 『 Les Pommes 』 4,160万ドル
6. ウォーホル 『 Four Marilyns 』 3,824万ドル
7. リヒター 『 Domplatz, Mailand (Cathedral Square, Milan)』 3,712万ドル
8. ロスコ 『 Untitled (Black on Maroon)』 2,700万ドル
9. モディリニアーニ 『 L’Amazone 』 2,592万ドル
10. ガストン 『 To Fellini 』 2,588万ドル
→ artnet の一覧はこちら(画像が見られますが、一月で更新されます)
5月後半のまとめです。
5/31 国立新美術館で開催中の「貴婦人と一角獣」展に行ってきました。6枚目の謎の「我が唯一の望み」は(感想は自由なんだと思いますが)、「若さ」と感じました。
5/30 江戸東京博物館で開催中の 「ファインバーグ・コレクション展」の感想をブログにアップしました。後期も行くと思いますので、おそらく、感想-1 です。
5/29 今週の Happy Birthday! は、ラウル・デュフィ、6/3生まれ。所蔵の多い鎌倉大谷記念美術館は長いこと休館中で、再開されること、待ち遠しいです。
5/28 おや! アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館でも「一角獣タペストリー」の展覧会 が開催されています。
5/27 数年に一度しか開催されない、五島美術館の所蔵近代日本画の展覧会が開催中です。その 「近代の日本画展」 に行ってきました。
5/26
クラーク・コレクション展やフランシス・ベーコン展も、東京展はいよいよ今日まで。全国展開となると共に、後半戦へと入っていきますね。
5/25 昔の展覧会ですが、2010 (H22)年4月から三菱一号館美術館で開催された 「 マネとモダン・パリ 」展の感想 をまとめ直しました。
5/24 Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の 「アントニオ・ロペス」展の感想 をブログにアップしました。
5/23 気になる美術展一覧、日に数回更新することもありますので、ページの更新の都度、更新内容をお知らせする形式にしました。
5/22 今週の Happy Birthday! は、北野恒富、5/28生まれ。西の美人画画家。凜と張ったところと柔らかいところの絶妙な混じり具合が良いですね。
5/21 現代アートの祭典である「ベネチア・ビエンナーレ」に、バチカンから初めての出展がある ということで話題に。
5/20 先週末で結構、展覧会終わりましたが、今週開始の「ファインバーグ・コレクション展」「鏑木清方:初夏の風情展」「東美ミュージアム展」など楽しみですね。
5/19 またまた、ジャクソン・ポロック の作品が 59億円で落札(クリスティーズ)と、話題になっています。
5/18 今週の Happy Birthday! は、アンリ・ルソー、5/21生まれ。代表作の一つ 『 蛇使いの女 』 は、ロベール・ドローネーの母親がルソーに注文して作成されたもの。
5/17 展覧会感想の記事が時間と共に埋もれてしまうのはもったいなくもあるので、各画家・美術館ページの関連記事はリンクすることにしました。→ 松岡映丘の例
展示会場に入るや、大っきい! 会場も広い!
1つで縦横3メートルもあるタピスリーが 6枚も円形に並びます。
また、国立新美術館で、こんな広いスペースが取れるんだぁ、と思いました。
「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」 と五感を表す作品。それぞれの内容は、貴婦人の動きを真似る「猿」の動作がヒントになっているとのこと。サイズの大きさと共に、2012年に修復されたそうですが、1500年頃という 500年以上も前に作成されたものであり、とても美しい作品です。
そして、6枚目のタピスリーが何か別の「感」を表したものとは限らず、タピスリー内に記載された(織り込まれた)「我が唯一の望み」というテキストが謎を呼んでいること、それが全体の魅力をさらに高めているでしょう。
それは、人それぞれ、いろんな解釈ができるのでしょうが、個人的には、実際に6枚を通して観た際に、これは「若さ」かと感じました。
「触覚」「味覚」では、貴婦人ははつらつとした姿。「嗅覚」「聴覚」では、多分に退屈やアンニュイな感じ。そして「視覚」では悲しみの表情に見えました。
どういう状況にあろうとも、一角獣と獅子が側にいて守ってくれるということでしょう。そして、最後に「いつまでも若く・夫婦仲良く」という風に感じた訳です。
さて、みなさんは、どのように感じられたでしょうか?
ところで、今、アメリカのニューヨークのメトロポリタン美術館でも、クロイスター分館に所蔵されている「一角獣タピスリー」の展覧会 が開催されています(5/15 – 8/18)。これも、この、フランス・クリュニー中世美術館から来ている作品と同じ作者(工房)によるもので、つまり、一連の作品と言えます。
「貴婦人と一角獣展」
国立新美術館
2013. 4.24 – 7.15
国立国際美術館
2013. 7.27 – 10.20
図録:2,000円