2011.01.31(月):
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2011.01.30(日):
新宿中村屋に咲いた文化芸術 展 (予告)
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新宿に本店があるカレーの中村屋。明治末から大正期において、創業者の相馬夫妻は美術・演劇・文学、その他多彩な分野の人々と広く交流し、「中村屋サロン」と呼ばれました。
中村彝 『 エロシェンコ氏の像 』 1920 (T09)
東京国立近代美術館 蔵
も、彼がココで寄宿していた際に生まれた作品でした。
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今回、それをテーマに、荻原碌山・高村光太郎・中原悌二郎・中村彝・鶴田吾郎・中村不折 等々の作品を集めた展覧会が、新宿区立新宿歴史博物館というところにて開催されます。ココには行ったことが無いので初の訪問ですが、どういう形で解説されるのか楽しみです。
帰りに中村屋のカレーを食べて帰ろうかな。
■ 新宿中村屋に咲いた文化芸術
会場: 新宿区立新宿歴史博物館
期間: 2011. 2.19 - 4.10
URL: http://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=1998
※ この展覧会の感想
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2011.01.29(土):
東京駅周辺美術館MAP
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東京駅周辺には駅を挟んで、歩いて移動するには少し遠いですが、ブリヂストン美術館・三井記念美術館・出光美術館・三菱一号館美術館と集中しております。
昨年から、この4館の共通の「東京駅周辺美術館MAP」というパンフレットが各館にて配布されるようになりましたが、単に各館の紹介かと思っていましたら、これに「2館目割り」というサービスが付いていること、今頃気付きました。 |
1マップが使えるのは1名限定ですが、2館目訪問から 100円~200円ずつ割引可能です( 他の割引との併用はダメ )。半年に1回発行されるそうなので、現在は 2010年10月~2011年3月のバージョンで、その半年間は何度でも使えます( 但し、発行館以外でのみ有効。でも、2種類手元にあればOKですよね )。
ということは、1日内のハシゴでなくとも、今月はブリヂストン、来月は三菱一号館、その次は出光、そして、4か月目には、もう一度、三菱一号館といった使い方もOKということになります。( そんなに回る人は少ないかな。)
これはお得で便利なパンフレット。お勧めです。^^
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2011.01.28(金):
VIP Art Fair というオンライン・アート・フェア
オンラインのみでのアート・フェアが開催されるというので興味を持ったが " VIP " というタイトルなので、業界の特権のある人だけが参加できるフェアかと思い込んでアクセスしてなかった。
ところが、無料の登録さえすれば、誰でも鑑賞できるものだそうだ。なぁんだ。ならば早速アクセスしてみよう。
30ヵ国 139の画廊さんがネット上のみにて展示する世界初の試みで、ギャラリー別のブースごとに作品を参照していくのはリアルのアート・フェアと同じ。これは即売会でもあるので "VIP"会員へアップグレードすると、ギャラリーの人とチャット交渉ができるという仕組みにもなっている。
オンラインでの作品公開それ自体は、既に 院展 でも以前から行われているわけなので、そこまでの新規性は無いだろう。各作品の画像を拡大しての参照が可能だが、操作には、ちょっと難があると思った。また、ブラウザはインターネット・エクスプローラーを、なんと、推奨しない というのだから、これにはびっくり。
1/22 から 1/30(おそらく北米東海岸時間) までの1週間強の開催。日本人アーティストの出展も多くあるが、言語が英語のみであることもあってか、日本での盛り上がりはイマイチの感がする。
とはいえ、昨年のグッゲンハイム美術館の " YouTube Play " もしかり、今後、こういったネット上でのアート・イベントは、さらに増えていくものと予想され、歓迎したい。
■ VIP Art Fair
期間: 2011. 1.22 - 1.30
URL: http://vipartfair.com/
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2011.01.27(木):
「東京国立博物館 法隆寺宝物館30分ナビ」を使ってみる
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先週、「東京国立博物館 法隆寺宝物館30分ナビ」という iPhoneアプリが公開されたので、さっそく実際に、法隆寺宝物館にて使ってみました。
法隆寺宝物館は東京国立博物館に入って左手奥にある、館前に水が張られた近代的な建物。 |
使い方は単純で、iPhoneアプリを立ち上げて、トピックスの作品によって動画が設定されているので、その映像ガイドを見ながら説明を聞いて、実際の鑑賞をしていきます。
落ち着いた丁寧なナビと共に、気分は 100% 飛鳥・斑鳩のいにしえの世界です。
使っていて一つ難点というか不思議なのは、館内の展示室ごとに通信しているようで、これがよく切れるのです。そもそも、館内にてソフトバンクのアンテナが立たない箇所が多かったのですが、これでは説明が途切れ途切れになってしまいます。館専用の WiFiサービスが付いている訳でもなく、これは謎な設定でした。
また、アプリ上で館内のマップが表示されるのですが、どの場所の、どの作品が説明されているのか、すぐにはわかりません。展示室名のみを頼りに、結構、あっち行ったり、こっち行ったりしながらの鑑賞になりました ^^;
しかし、この作成には、そこそこ以上のコストが掛かるでしょう。その優れたアプリを無料で提供いただいたことに感謝します。
法隆寺宝物館は、東京国立博物館の企画展、所蔵品展の入場料に追加の費用なく鑑賞できますので、次回、東博へ行かれる際に訪館されてみては如何でしょうか。
→ iアプリ紹介ページ
→ 東京国立博物館
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2011.01.25(火):
ポール・ゲッティ美術館のオンライン・アート・ゲーム
ロサンゼルスにあるポール・ゲッティ美術館のホームページでは、無料のオンライン・アート・ゲームが提供されている。これは面白い。
この館が所蔵する豊富な作品を素材にして、
・ 部分探し ( Ditail Detective )
・ 神経衰弱 ( Match Madness )
・ 間違い探し ( Switch )
・ ジグソーパズル ( Jigsaw Puzzles )
・ 栞作り 等 ( Make Art at Home )
それぞれのゲームがたくさん登録されている。
上図は、モネの『 積みわら 』 がマッチするところ。
各ゲーム画面左下の「本の絵」 ( Learn about the Art ) をクリックするとゲームの素材となっているアート作品の紹介があって、誰の、どういう作品かが判り、さらにはポール・ゲッティ美術館サイトの本家の作品紹介ページへリンクして、より深く知ることが出来るようにもなっている。
上図のパズルは、ゴッホの『 アイリス 』
ワシントン・ナショナル・ギャラリー にも、アートで遊べるソフト集「 The Art Zone 」が提供されているが、共にアート作品の勉強になる。
願うべくは、日本でも子供の時からアートに親しみを持てるよう、こういったサービスを無料で提供していただけるところが出てくることだ。
お子さんとも一緒にどうぞ。
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→ ポール・ゲッティ美術館アート・ゲームのページ
→ ポール・ゲッティ美術館ホームページ
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2011.01.24(月):
気になる美術展一覧ページを改訂
フェルメールからのラブレター展やジャクソン・ポロック展などの日程が判明してきましたので、気になる美術展一覧ページ に、いくつか展覧会情報を追加。結構、いっぱいになってきました。^^
併せて、各展覧会に関係のあるページには「関連ページ」としてリンク設定しました。
プーシキン美術館展では「プーシキン美術館 西洋画」のページへ、パウル・クレー展では「クレー」のページへ、といった具合です。
こうすることにより、より多角的に情報の把握ができるようになるでしょう。 |
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2011.01.23(日):
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2011.01.22(土):
「日本画」の前衛 1938-1949 展 (感想)
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会場に足を踏み入れるや、
マレーヴィッチにカンディンスキー?!
というところから始まる。 |
1938(S13)年に歴程美術協会というものが結成され、ここを舞台に、抽象やシュルレアリスムなどを取り入れた前衛日本画が制作されたとのことであり、戦前・戦中期に、こうした活動があったことは初めて知った。
参加メンバーから、山岡良文、山崎隆、田口壮、船田玉樹、村井正誠、岩橋英遠、、といった画家(知らない人多いな)の作品が並び、それと共に、その流れをくむ「前衛」をテーマとして、吉岡堅二、丸木位里 、靉光、北脇昇、三上誠などの作品も出展されていた。
あぁ、この人たちは、こういう流れだったのかと、意外性と共に納得。
作品数としては 山崎隆 の屏風絵が数多く展示してあり、サルバドール・ダリ風でもある作品 『 神話 』 1940(S15) は、屏風の折れ曲がりが描画を立体的にしており、遠目で見ると飛び出る3Dのようでもあって新鮮であった。
この人の作品、どうやら京都の方にしか所蔵が無いようだ。どおりで知らなかった訳だが、今後、トレースしてみよう。
■ 「日本画」の前衛 1938-1949 展
会場: 東京国立近代美術館
期間: 2011. 1. 8 - 2.13
URL: http://www.momat.go.jp/Honkan/Avantgarde_of_Nihonga/index.html
なお、船田玉樹展が 2/10から、代官山の アートフロントギャラリー で開催される。その事は、明日、レポート予定。
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2011.01.21(金):
国立博物館から iPhoneアプリ公開
昨日、東京・京都・奈良・九州の国立博物館が所蔵する国宝/重要文化財のデータを詰め込んだ「e国宝」と、「東京国立博物館 法隆寺宝物館30分ナビ」という2本の iPhoneアプリが公開された(無料)。
「e国宝」は、絵画・書跡・彫刻・建築・金工・刀剣・陶磁・漆工・染織・考古・歴史資料・法隆寺献納宝物に分かれて検索が出来る。使っていて画像の通信が少し重たい感はあるが、各作品を、じっくりと参照するのに、とても便利なアプリだ。
普賢菩薩や孔雀明王様等、拝みたい時に、いつでも、どこでも可能というのは、何か、ご利益でもありそうな気もする。
「東京国立博物館 法隆寺宝物館30分ナビ」は、ファイルサイズ163メガもあって、WiFi通信でもダウンロードには一苦労だが、これは、法隆寺宝物館内で鑑賞する際に参照しながら使うもので、事前事後も勉強できる便利なアプリ。
こういった優れた便利アプリが無料で公開されるというのは、とてもありがたく、そして嬉しい事である。是非、ポケットに2本。
→ 東京国立博物館のアプリ紹介ページ
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2011.01.20(木):
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2011.01.19(水):
美術館フェイスブック考
今、話題のフェイスブック。昨日、世界の美術館のフェイスブック・ファンページ一覧 を公開しましたが、ご覧の通り、海外では多くの美術館にて利用されています。
特にアメリカでは、ツイッター利用もそうですが、ネットの汎用品は、これを使わないことには人々に忘れ去られてしまう! といった危機感でもあるかのように、ほとんどの美術館が積極的に活用している感じです。
MoMAやメトロポリタン美術館になると数十万人のファンが利用しており、単なる美術館からの情報発信だけではなく、ココを利用したファン同士の交流の場となっているようです。自分のアート作品を投稿して、みんなに見てもらおうとアピールする人も多々います。ここまでくればコミュニティとして成功なのだろうと思います。
さて、日本でのフェイスブックの広がりはどうなるでしょうか。特殊の国=日本ですから、どう広がるか判りませんが、もし、海外のように拡大していくとしたら、日本の美術館にもチャンスがありますね。 そして、集う人たちにもチャンスがあるかもしれません。^^
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2011.01.18(火):
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2011.01.14(金):
鏑木清方『 明治風俗十二ヶ月 』の羽子板(感想)
東京国立近代美術館 蔵の、鏑木清方『 明治風俗十二ヶ月 』1935 (S10) が羽子板になっているというので、これは珍しいパターンだと思って出かけました。
感想はというと、飾り用の羽子板なので結構大きく、実際のはねつきには無理なサイズです。リアルの3Dなので多分にアニメ調になって、女性の目元もパッチリで、原作の絵画の薄いトーンよりも原色が強くて、少しイメージが異なりました。ですが、合わせて鑑賞することに趣があるでしょう。
2月6日まで開催。
久々の 鎌倉市 鏑木清方記念美術館 でしたが、今回気付いたのは、清方研究がたくさん進んでいることでした。テーマごとの図録がシリーズで発行されています。
帰りに、叢書11「鏑木清方と七絃会 - 安田靫彦、小林古径、前田青邨、菊池契月、土田麦僊、平福百穂、速水御舟、西村五雲とともに -」というのを買い求めたところ、ポスターと次回展覧会の招待券をいただきました。
その、お心遣い、普段経験しないもので、とても嬉しかったです。^^
※ この美術展の情報記事
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2011.01.12(水):
ポーラ美術館蔵 日本画作品のデータを追加
ポーラ美術館蔵日本画のデータを追加反映しました。
杉山寧 作品の所蔵が豊富なのですが、例によって、この方の作品のタイトルは漢字が難しくてPCで変換できないものが多いため、何点かは掲載できませんでした。
しかし、この美術館、少しずつ公開されますので、一体どれだけ所蔵されているのでしょう? という感じで、毎回、驚きです。
→ ポーラ美術館のページ
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2011.01.10(月):
東京国立博物館 「本館リニューアル記念 特別公開」
今日は成人式。寒い中での晴れ着姿の新成人さんがたくさん歩いている上野公園を抜けて東京国立博物館へ。日本館がリニューアルされ、それを記念して雪舟・狩野永徳・尾形光琳・葛飾北斎 等々の国宝・重要文化財作品が特別公開されるというので、わくわくして出かけたのでした。
伊藤若冲 『 竹梅群鶏図屏風 』 18世紀
紙本墨画淡彩 六曲一双 各154.0*354.0
前評判はあまり無かった、この作品。躍動感・緊張感・ユーモア、もう脱帽のイチオシですわ。1/23まで展示。
2室の国宝室では
雪舟 『 秋冬山水図 』 室町時代 二幅 紙本墨画 各47.8*30.2
こちらは 2/6 まで展示されています。
東博の国宝作品は2室の国宝室にて毎月展示されますが、これは、その一作を観るだけでも出かけていくべきものですね。毎回感動します。館内を回っていたら年間でスケジュールが表示してあったので、HPにも出ているだろうと思って帰って確認したら次回と次々回分しか掲載してなく、メモしてくるべきでした。でも、今度、チェックします。
ということで、気になる美術展一覧 に国宝室の展示スケジュールも反映させていくことにします。
→ この展示会の情報
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2011.01.09(日):
バーンズ財団美術館の画像DB公開 !
バーンズ財団美術館 のホームページは、これまで館の紹介と教育プログラムの説明が中心で、その豊富な所蔵作品の内容は、ごくごく一部のものしか掲載されていませんでした。
英語版のウィキペディア には所蔵作品の画像掲載がいくつかありますが、それでも、ごく一部です。
それが、やっと、今日から 画像データベース が整備されました。現在、615点もの作品が登録されています。セザンヌ、モディリアーニ、ルノワール、、垂涎の作品揃いですよ。
ところが、マティス作品が "Image not Availabe"。あれれ? 残念。権利処理の問題でしょう。また、モネやピカソも登録されていません。こちらは、今後、追加されることを期待したいと思います。
このDBを観ていると、バーンズ博士は、グラッケンズをはじめ、多くの具象画のアメリカ人画家の作品も所蔵しています。在米の画家たちも認めていたのですね。そのことは、少なくとも、日本では、ほとんど知られていなかったのでは無いかと思います。
→ バーンズ財団 アート・コレクションDB
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2011.01.08(土):
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2011.01.07(金):
プーシキン美術館のページを追加
Buy at AllPosters.co.jp
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エルミタージュ美術館のページを立てましたので、引き続いてコレクション的に同じコレクターを持つ、モスクワのプーシキン美術館のページをアップしました。
4月2日から横浜美術館にて開始される「プーシキン美術館展」、今回は近代絵画だけでは無くて 17世紀以降の、ダヴィッドやアングルなどの作品も来るそうですね、楽しみです。
とはいえ、やはり、シチューキン・コレクション作品が一番の期待です。
マティス 『 金魚 』 1908
(この作品が再来するかは不明)
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→ プーシキン美術館のページ
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2011.01.04(火):
DOMANI・明日展 2010
年末年始を挟み展覧会が一時的にお休みとなっていたので、遅れての感想。明日から再開です。
コンテンポラリー・アートの展覧会なので、次の分類で。
◎ しばらく足が止まった作品
『 ハナカスミ 』 神戸 智行
『 サエズリ 』 流 麻ニ果
○ すこし足が止まった作品
『 陽のあたる場所 』 神戸 智行
『 Das Tor 』 山口 紀子
『 アニメーション「KiyaKiya」のためのスケッチ 』 近藤 聡乃
12/19から 期間限定 iPhoneアプリ が出ています。
ところが、iPhone上の App Store で "DOMANI" と検索すると、「domani・明日展2010おふぃしゃるあぷり」というものが出てきて、それを選択しても「該当なし」となってダウンロードできません。「おふぃしゃるあぷり」を「オフィシャルアプリ」とカタカナに書き換えてあげると正常にダウンロード可能です。
何か設定をミスってるのでしょう。設定もフォローも、しっかりして欲しいですね。
→ この美術展の情報
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2011.01.03(月):
山種美術館の2011年展覧会予定/各館スケジュール告知のこと
山種美術館のカレンダーは、一番最後の紙の裏面が翌年の展覧会年間スケジュールになっています。しばらく忘れてしまっていたのですが、昨年のカレンダーを取り外したところで、それに気づき思い出しました。
これは良い情報なので、気になる美術展一覧 のページに反映しました。一覧を並べてみると、、
2011. 1. 8 - 2.17 歴史を描く - 松園・古径・靫彦・青邨 - 展
2011. 2.26 - 4.17 ボストン美術館蔵 浮世絵名品 展
2011. 4.28 - 6. 5 百花繚乱 - 四季を彩る - 展
2011. 6.11 - 7.24 美しき原風景 - 玉堂・元宋・魁夷が描く日本 - 展
2011. 7.30 - 9.11 日本画どうぶつえん 展
2011. 9.17 - 11.6 歌舞伎座所蔵 近代日本画 展
2011.11.12 - 2012. 1.15 日本画モダン - 竹喬・平八郎・蓬春 - 展
ボストン美術館蔵 浮世絵名品展は巡回展、歌舞伎座所蔵 近代日本画展はタイトル通り、今まで詳細情報が乏しかった歌舞伎座所蔵の近代日本画が展示される貴重な展覧会となります。
先日述べましたように、広尾の山種美術館は展示フロアも広がって、展示機会が少ない作品の公開されることが増えていますので、それぞれの所蔵品展では、いわゆる、めずらしい作品にも会える可能性も高いでしょう。
美しき原風景 - 玉堂・元宋・魁夷が描く日本 - 展 は、川合玉堂の『 早乙女 』 1945 (S20) をはじめ、日本人に「This is 日本の風景」と意識付けさせてきた作品を経年をもって鑑賞・確認できる展覧会になるのではなかろうか? と期待します。
百花繚乱 - 四季を彩る - 展、日本画どうぶつえん 展などは、何か面白いテーマが設定されているようです。企画内容が明らかになるのが楽しみです。
→ 山種美術館のページ
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ところで、各美術館の展示会スケジュールというのは、必ずしも早めに公開されるとは限りません。パンフレットが出回り始めるのが2~3ヶ月前、ホームページへの記載は各館バラバラで、総じてパンフレット発行よりも遅いことが多いようです。アート情報系のサイトや雑誌では1ヶ月を切っているケースもあります。
しかし、4~5ヶ月くらい前には概要を含めて知りたいです。なぜなら、鑑賞にはスケジュールの調整と費用の工面が必ず必要だからです。気合いが入る時には、前もって勉強したいこともあります。
鑑賞者は複数の美術展予定から取捨選択する訳ですし、それよりも先に「競合」たる、書籍、映画、ゲーム、旅行に家電商品の購入等々があったりするのです。ですから、数週間前に知れたとしても、その時には、もう、予定が変更できなくて、取捨の「捨」になってしまうことになります。
また、一つの鑑賞は入館料だけでは済まないことが多いです。図録やグッズに交通費(旅費)、食費等々と、それら総額での選択の競争を勝ち抜かなければなりませんから厳しいんです。
海外の主要美術館の手法も見ても、ホームページでは事前の長期の予告、開催が近づいてきてからの盛り上げのためには、メール, ツイッター, フェイスブック等々もフル稼働しての告知(当然、ネット以外も)、という2段構えで行われることが多いようです。
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