「美の競演 京都画壇と神坂雪佳」展、行ってきました


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東京日本橋で始まるまで待てないので、開始早々に、横浜髙島屋へ。

全体の構成は全72点中31点が神坂雪佳作品。その意味では、展覧会名は「京都画壇と神坂雪佳」というよりは、「神坂雪佳と京都画壇」の方が適していたのでは無いかと思います。

去年、そごう美術館で開催された細見美術館展以上に、神坂雪佳の作品が細見美術館から、また、京都市美術展等からも出ていました。^^

十二ヶ月草花図 』 細見美術館  が全点展示
百々世草 』 細見美術館  は3面のみ(もっと観たかったな)

杜若図屏風 』 個人蔵
尾形光琳の『 燕子花図 』(現在、根津美術館で展示中)を踏襲するもの。光琳のが、分厚い座布団に座って高価な着物を着て大名気分で描いた作品なら、雪佳のは、ゆかた姿で、ひょいと描いたかのような、ともかく肩の力を抜いた作品といえるかと思います。

軽舟図 』 1915 (T04)頃  京都市美術館
さらっと描かれた船頭さんの絵。ゆるくて良いです。^^

横浜展と東京展、まったく同じ出展かと思ってたのですが、次の2点だけは東京展のみとのこと。
『 絵になる最初 』 竹内栖鳳
『 ピアノ 』 中村大三郎

美の競演 京都画壇と神坂雪佳
at 横浜髙島屋ギャラリー8F
2013. 4.24 – 5. 6

at 日本橋髙島屋8Fホール
2013. 5.29 – 6.10

図録: 1,800円