杉山寧展での「カッパドキア・シリーズ」


takashimaya201303

日本橋タカシマヤで開催中の、悠久なる刻を求めて「杉山寧 展」に行ってきました。

杉山寧作品というと、
・灼熱の暑さの中で悠久の刻が止まったかのようなエジプト・シリーズ
・自然の中で大胆なポーズの細密画的ヌード・シリーズ
・植物等を題材にした静謐な感の抽象画シリーズ
・ギリシャの彫刻や仏像の模写シリーズ
・和菓子の鯉が水の中で動いているような止まっているような鯉シリーズ

などなど、いくつかのシリーズがありますが、今回、トルコの「カッパドキア・シリーズ」なるものに初めて逢うことができました。まさに奇岩。イヴ・タンギーの作品の中に出てきても違和感が無いような不可思議な奇岩であり、異様な迫力をもっています。

もともと個人蔵の多い作家ですが、ここで出展されていた「カッパドキア・シリーズ」も、富山県立近代美術館以外はすべて個人蔵でしたので、今回のような回顧展でなければ逢える機会は少ない可能性が高いです。

2013. 3. 6 – 3.25
at 東京・日本橋タカシマヤ

同様の出品か内容は不明ですが、10月に横浜タカシマヤでも「杉山寧展」が開催されるらしいです。

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