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福沢一郎
 絵画作品と所蔵美術館

ふくざわ いちろう 1898(M31). 1.18 - 1992(H04).10.16

福沢一郎
当初、彫刻家になるつもりであったが、フランスに渡って当時のシュルレアリスムに感化され、それを日本に初めて持ち込み、数多くの後進を育てた。長い画業の中で、さまざまな怒りを作品の上に反映させた。
「福沢一郎 展」図録 2019. 3.12 - 5.26 開催 at 東京国立近代美術館
 作品は『 Poisson d'Avril (四月馬鹿)』(部分)1930 (S05)
   80.3*116.5 東京国立近代美術館

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 Title  Year  Museum  I
風景
1928 (S03) 群馬県立近代美術館
骨董品
1929 (S04) 福沢一郎記念美術館
だんろの上の静物
1929 (S04) 世田谷美術館
Poisson d'Avril (四月馬鹿)
1930 (S05) 東京国立近代美術館
未完成交響楽
1930 (S05) 横浜美術館
よき料理人たち
1930 (S05) 神奈川県立近代美術館
恐るべき子供
1930 (S05) 群馬県立近代美術館
嘘発見器
1930 (S05) 群馬県立近代美術館
他人の恋人
1930 (S05) 群馬県立近代美術館
科学美を盲目にする
1930 (S05) 群馬県立近代美術館
無敵の力
1930 (S05) 群馬県立近代美術館
大砲のある静物
1931 (S06) 目黒区美術館
定めなき 世に定めなき 小夜衣
 明日は誰が身の 妻ならぬかは
1931 (S06) 群馬県立近代美術館
1936 (S11) 東京国立近代美術館
父と子
1937 (S12) 板橋区立美術館
憂川(ダンテ神曲による幻想)
1946 (S21) 板橋区立美術館
ダンテ神曲より
1946 (S21) 群馬県立近代美術館
樹海
1948 (S23) 東京国立近代美術館
敗戦群像
1948 (S23) 群馬県立近代美術館
虚脱
1948 (S23) 群馬県立近代美術館
メキシコの男
1954 (S29) 東京都現代美術館
1955 (S30) 群馬県立近代美術館
水瓜を持つ男
1955 (S30) 群馬県立近代美術館
森の人間達
1955 (S30) 群馬県立近代美術館
狩猟
1956 (S31) 群馬県立近代美術館
メキシコの花火
1956 (S31) 群馬県立近代美術館
いれずみの男
1956 (S31) 東京国立近代美術館
黒人の子(ニューヨークで取材)
1956 (S31) 神奈川県立近代美術館
埋葬
1957 (S32) 東京国立近代美術館
1957 (S32) 群馬県立近代美術館
1957 (S32) 神奈川県立近代美術館
祈り
1958 (S33) 群馬県立近代美術館
創成
1959 (S34) 群馬県立近代美術館
魚とネオン
1959 (S34) 群馬県立近代美術館
霊歌
1962 (S37) 東京国立近代美術館
黒人聖歌
1962 (S37) 群馬県立近代美術館
レダ
1962 (S37) 群馬県立近代美術館
祝祭
1963 (S38) 群馬県立近代美術館
サヴァンナの彼方
1963 (S38) 群馬県立近代美術館
よき天使悪しき天使
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
黒い扇動者
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
デモ
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
ハーレム
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
ビルの谷間
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
プラカードを持つ女
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
あえぐ群像
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
うごめく群れ
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
投票
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
SLUM LORDS RICH ON OUR MISERY
1965 (S40) 群馬県立近代美術館
セントラルパークにて
1965 (S40) 福岡県立美術館
使徒習作
1966 (S41) 群馬県立近代美術館
ダ・ヴィンチによる習作
1967 (S42) 群馬県立近代美術館
オーストラリア
1967 (S42) 世田谷美術館
オーストラリア
1968 (S43) 神奈川県立近代美術館
ニンフと牧神
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
バッカス達
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
バッカス達
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
ドルメンにつどう
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
牧神
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
ニンフと牧神
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
牧神とニンフ
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
牧神とニンフ
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
追われる亡者達
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
蜘蛛になったアラーニェ
1970 (S45) 群馬県立近代美術館
バッカス達
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
ダンテ暗闇の森へ
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
地獄門(右)
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
地獄門(左)
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
ネッソの背にのるダンテとヴィルジリオ
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
飛翔する悪魔
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
妖鳥アルビエ
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
氷にとざされた亡者達
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
なぜ貯めるのだ、なぜ浪費のだ?
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
ファリナータ
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
群馬県民会館緞帳下絵
1971 (S46) 群馬県立近代美術館
滅びの民(Ⅰ)
1973 (S48) 群馬県立近代美術館
滅びの民(Ⅱ)
1973 (S48) 群馬県立近代美術館
滅びの民(Ⅲ)
1973 (S48) 群馬県立近代美術館
蛇に襲われる盗賊達
1973 (S48) 群馬県立近代美術館
なげきの市(Ⅲ)
1973 (S48) 群馬県立近代美術館
分離と不和の種を蒔く者達
1973 (S48) 群馬県立近代美術館
アニョロ・ブルネレスキを襲う蛇
1974 (S49) 群馬県立近代美術館
ディーテの門を押しわけて入る天使
1974 (S49) 群馬県立近代美術館
蛇となるアニョロ
1974 (S49) 群馬県立近代美術館
トイレット・ペーパー地獄
1974 (S49) 群馬県立近代美術館
衆合地獄
1974 (S49) 群馬県立近代美術館
悪魔の矢Ⅰ(ダンテ神曲地獄編)
1974 (S49) 池田20世紀美術館
悪魔の矢Ⅱ(ダンテ神曲地獄編)
1974 (S49) 池田20世紀美術館
卑弥呼宮室に入る
1980 (S55) 世田谷美術館
倭国乱れる
1980 (S55) 世田谷美術館
失楽園
1980 (S55) 山梨県立美術館

【 略歴 】
 1898 (M31): 1/18 群馬 生まれ
 1918 (T07): 東京帝国大学 文学部 入学。朝倉文夫の塾に入り彫刻を学ぶ
 1924 (T13): 彫刻研究を目的に渡仏
 1930 (S05):「独立美術協会」結成に参加
 1931 (S06): 帰国
 1936 (S11):「福沢絵画研究所」開設
 1939 (S14): 麻生三郎・寺田政明らと共に「美術文化協会」結成
 1941 (S16): 治安維持法違反の疑いにより逮捕・拘禁さる
 1946 (S21):「日本美術会」結成の発起人
 1947 (S22):「日本アヴァンギャルド美術家クラブ」結成に参加
 1952 (S27): 渡欧。その後、ブラジルやメキシコ等へ
 1960 (S35): 多摩美術大学 客員教授
 1964 (S39): 女子美術大学 教授
 1965 (S40): ニューヨークに滞在
 1978 (S53): 文化功労者
 1991 (H03): 文化勲章 受章
 1992 (H04): 10/16 逝去