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熊谷守一
 絵画作品と所蔵美術館

くまがい もりかず 1880(M13). 4. 2 - 1977(S52). 8. 1  enh  English

戦後、池袋の自宅(現在、豊島区立 熊谷守一美術館)にこもって仙人のような生活をし、動物や昆虫などを観察し尽くすことによって、ギリギリのギリまで描写を単純化させて、それでいて生き生きとしているように表現することを追求した。
「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび 展」図録
  2017.12. 1 - 2018. 3.21 at 東京国立近代美術館
  作品は『 たまご 』1959 (S34) 31.8*41.0 愛知県立美術館

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 Title  Year  Museum  I
自画像
1904 (M37) 東京藝術大学大学美術館
半裸婦
1904 (M37) 東京国立近代美術館
横向裸婦
1904 (M37) 天童市美術館
轢死
1908 (M41) 岐阜県美術館
蝋燭
1909 (M42) 岐阜県美術館
某夫人像
1918 (T07) 熊谷守一美術館
1925 (T14) 東京国立近代美術館
人物
1927 (S02) 熊谷守一美術館
陽の死んだ日
1928 (S03) 大原美術館
着物の女
1930 (S05)頃 大川美術館
裸婦
1930 (S05)頃 岐阜県美術館
1931 (S06) 茨城県近代美術館
裸婦
1932 (S07)頃 天一美術館
裸婦
1935 (S10) 東京藝術大学大学美術館
1935 (S10)頃 名古屋市美術館
高原の秋
1935 (S10)頃 豊田市美術館
1937 (S12) 愛知県美術館
1938 (S13) 愛知県美術館
谷ヶ岳
1940 (S15) 茨城県近代美術館
八ヶ岳 秋
1940 (S15)頃 名古屋市美術館
風景
1940-50 (S15-25)
ポーラ美術館
白い蝶
1940-50 (S15-25)
熊谷守一つけち記念館
1943 (S18) 埼玉県立近代美術館
1945 (S20) 名古屋市美術館
ヤキバノカエリ
1947 (S22) 岐阜県美術館
仏前
1948 (S23) 熊谷守一美術館
縁側
1949 (S24) 熊谷守一美術館
笛吹く児
1950 (S25) メナード美術館
湖畔山羊
1950 (S25) 熊谷守一つけち記念館
太海
1950 (S25)頃 岐阜県美術館
蓼科牧
1951 (S26) 愛知県美術館
仁右衛門島
1951 (S26) 熊谷守一つけち記念館
土饅頭
1954 (S29) 愛知県美術館
西日
1955 (S30) 愛知県美術館
小菊
1956 (S31) メナード美術館
化粧
1956 (S31) 京都国立近代美術館
柿接木(柿若葉)
1957 (S32) 天一美術館
青柿
1957 (S32) メナード美術館
シヂミ蝶
1958 (S33) 豊田市美術館
海の図
1958 (S33) 熊谷守一つけち記念館
かたばみにいぬのふぐり
1958 (S33) 熊谷守一つけち記念館
山茶花
1958 (S33) 熊谷守一つけち記念館
鬼百合に揚羽蝶
1959 (S34) 東京国立近代美術館
黄菊
1959 (S34) ポーラ美術館
紫陽花と鶏
1959 (S34) 天一美術館
百日草
1959 (S34) 天一美術館
わさび谷
1959 (S34) 天一美術館
たまご
1959 (S34) 愛知県美術館
群鶏
1959 (S34) メナード美術館
タンポポに蝶
1960 (S35) 笠間日動美術館
きび畑
1960 (S35) ポーラ美術館
山椿
1960 (S35) 名古屋市美術館
蔵王
1960 (S35) メナード美術館
水口
1960 (S35) メナード美術館
ざくろ
1960 (S35) メナード美術館
ほたるぶくろ
1961 (S36) 静岡県立美術館
雨滴
1961 (S36) 愛知県美術館
ザボン
1962 (S37) サンリツ服部美術館
班猫
1962 (S37) メナード美術館
向月
1963 (S38) メナード美術館
地蜘蛛
1963 (S38) メナード美術館
千日草
1963 (S38) メナード美術館
畳の裸婦
1964 (S39) 東京国立近代美術館
1964 (S39) 熊谷守一美術館
冬の夜
1964 (S39) 名古屋市美術館
扶桑
1964 (S39) メナード美術館
鴨跖草
1964 (S39) 泉屋博古館東京
1964 (S39) ひろしま美術館
峠ぶきに蝶
1964 (S39) セキ美術館
1965 (S40) ポーラ美術館
1965 (S40) 愛知県美術館
かまきり
1965 (S40) 駒形十吉記念美術館
枯木
1966 (S41) 熊谷守一美術館
きんけい鳥
1966 (S41) 神奈川県立近代美術館
1969 (S44) 熊谷守一美術館
為朝百合
1970 (S45) メナード美術館
薔薇
1971 (S46) ひろしま美術館
野草
1972 (S47) 泉屋博古館東京
太郎稲荷
1975 (S50) 熊谷守一美術館
白バラ
1940 (S15)以降 大川美術館
風景
不明 府中市美術館

【 語録 】

これは鯛だけれども誰も承知しない。魚と見なくても良い。或る量の白いものと赤いものと、そういふ風にもつていつて成り立ちます

【 略歴 】
 1880 (M13) : 4/2 岐阜県 生まれ。熊谷孫六郎(岐阜市市長)の三男。3歳の時に生母と離れる
 1897 (M30) : 上京。慶應義塾普通部に在籍し画家を目指す。共立美術学館で日本画を学ぶ
 1900 (M33) : 東京美術学校 西洋学科入学。黒田清輝藤島武二 等に指導を受ける。同期に 青木繁
 1904 (M37) : 同校を主席で卒業。白馬会第9回展に出品。卒業後、農務省の樺太調査隊に2年間参加
 1909 (M42) : 第3回文展に『 蝋燭 』を出品し褒状を受ける
 1910 (M43) : 生母の死を契機に木曽山中に戻り、長兄宅で6年間過ごす。絵画制作から離れる
 1915 (T04) : 再び上京。二科会に属し、1940年代まで同会を中心に活動
 1947 (S22) : 第二紀会結成に参加。1951年退会。以後画壇を離れ、自宅に籠り仙人のような生活をする
 1965 (S40) : 文化勲章辞退
 1977 (S52) : 8/1 東京にて逝去