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信長公記(巻の4)

巻の4 の現代語表記と登場人物関連のページです。

巻の4
 1571 (元亀 2) 年 幸未
4-01:
佐和山城 渡し進上の事
正月朔日、濃州 岐阜にて、各々御出仕これあり。
2月24日、 磯野丹波磯野員昌 降参申し、佐和山
(滋賀県彦根市)
の城 渡し進上して、高島へ罷り退く。すなわち、 丹羽五郎左衛門丹羽長秀 を城代として入れ置かれ候ひき。

4-02:
箕蒲合戦の事
5月6日、 浅井備前浅井長政 、姉川まで罷り出で、横山
(滋賀県長浜市)
へ差し向け、人数を備え居陣侯て、先手足軽大将: 浅井七郎浅井七郎 、5千ばかりにて、箕浦
(滋賀県米原市)
表: 堀秀村樋口樋口直房 居城近辺に相働き、在々所々放火候。
木下藤吉郎羽柴秀吉 、横山に人数 多太多太
[たぶたぶ]
と申し付けおき、100騎ばかり召し列れ、敵方へ見えざる様に山裏を回り、箕浦へ駆けつけ、 堀秀村樋口樋口直房 と一手になり - わずか 5- 600には過ぐべからず - 5千ばかりの一揆に 足軽を付けられ、下長沢
(滋賀県米原市)
にて取合い一戦に及ぶ。 樋口樋口直房 が内の者:多罫尾相模守 討ち死侯。この由、家来の
土川平右衛門 承り候て懸け込み、討ち死仕り候。比類なき働きなり。
一揆にて侯間、終に追い崩し、数十人討ち取る。また、下坂
(滋賀県米原市)
のさいかちという所にて、たまり合い、ここにても暫く相戦い、八幡下坂まで廃軍致し、 浅井備前浅井長政 、曲無く人数うち入れ候なり。

4-03:
大田口合戦の事
5月12日、河内 長島表
(三重県桑名市)
へ三口より御手遣り。信長は津島
(愛知県津島市)
まで御参陣。
中筋口働きの衆: 佐久間右衛門佐久間信盛浅井新八浅井政貞山田三左衛門山田勝盛長谷川丹波長谷川與次
和田新介和田定利中島豊後中島豊後
川西 多芸山の根へ付けて、太田ロ
(岐阜県海津市)
ヘ働きの衆: 柴田修理亮柴田勝家
市橋九郎右衛門市橋長利氏家卜全氏家卜全伊賀平左衛門 ( 安藤定治 )安藤定治稲葉伊予稲葉一鉄塚本小大膳塚本小大膳不破河内不破光治丸毛兵庫丸毛長照飯沼勘平飯沼長継
5月16日、在々所々 放火侯て 罷り退き侯のところに、長島の一揆ども山々へ移る。右手は大河なり、左は山の下道、一騎打ち 節所の道なり。弓鉄砲を先々へ回し、相支え侯。
柴田修理柴田勝家 見合せ、殿
[しつはらい]
侯のところ、一揆ども、どっと刺し懸け、散々相戦い、 柴田柴田勝家 薄手を被り罷り退く。
2番、 氏家卜全氏家卜全 取り合い一戦に及び、 卜全氏家卜全 、その他、家臣数輩 討ち死 侯ひしなり。
8月18日、信長公、江北表 御馬を出だされ、横山
(滋賀県長浜市)
に至りて御着陣。
8月20の夜、大風 おびただしく吹き出で、横山の城 塀・櫓 吹き落とし侯へつる。
8月26日、大谷と山本山の間 - 50町(5.5km)にはこれを過ぐべからず - その間の郷、中島という所に、一夜 御陣を居えさせられ、足軽仰せ付けられ、與語・木本
(滋賀県長浜市)
まで、ことごとく御放火なり。
27日、横山へ御人数うち帰させられ、

4-04:
志むら攻め干さるるの事
8月28日、信長公、佐和山へ御出で、 丹羽五郎左衛門丹羽長秀 所に御泊。先陣は、一挨 立て籠もり侯 小川村・志村の郷
(滋賀県東近江市)
、押し詰め、近辺焼き払う。
9月朔日、信長公、志村の城 攻めさせ御覧じ、取り寄する人数: 佐久間右衛門佐久間信盛
中川八郎右衛門中川重政柴田修理亮柴田勝家丹羽五郎左衛門丹羽長秀 、4人仰せ付けられ、四方より取り寄せ乗り破り、頸数 670討ち捕る。これによって、並びの郷、小川の城主:
小川孫一郎 ( 小川祐忠 )小川祐忠 、人質進上侯て降参申すの間、御赦免なさる。
9月3日、常楽寺へ御出であり御滞留ありて、一揆立て籠もる金ヶ森
(滋賀県守山市)
取り詰め、四方の作毛ことごとく苅田に仰せ付けらる。鹿垣 結い回し、諸口 相支え、取籠めを かせられ侯ところ、御詫言申し、人質進上の間、宥免なされ、直ちに南方表へ御働きと仰せ触れらる。

4-05:
叡山御退治の事
9月11日、信長公、 山岡玉林山岡景猶 所に御陣懸けらる。
9月12日、叡山へ御取り懸く。
子細は、去年、野田・福島 御取り詰め侯て、既に落城に及ぶの刻、
越前の 朝倉朝倉義景浅井備前浅井長政 、坂本ロヘ相働き侯。 「京都へ乱入侯ては、その曲あるべからざる」の由侯て、野田・福島 御引き払いなされ、すなわち逢坂を越え、越前衆に懸け向う。つぼ笠山へ追い上げ、干殺しなさるべき御存分、山門の衆徒 召し出だされ、 「今度、信長公へ対して御忠節仕るに付きては、御分国申にこれある山門領、元の如く還附せらるべき」の旨、御金打なされ、その上、御朱印をなし遣わされ、「併せて、出家の道理にて、一途の贔屓なりがたきに於いては、見除仕り侯へ」と、事を分ちて仰せ聞かさる。 「若し、この両条 違背に付きては、根本中堂・三王廿一杜をはじめとして、ことごとく焼き払はるべき」趣、御諚侯へき。 → #3-10
時刻到来のみぎりか、山門・山下の僧衆、王城の鎮守なりといえども、行躰行法、出家の作法にもかからわず、天下の嘲哢も恥じず、天道の恐をも顧みず、婬乱、魚鳥を服用せしめ、金銀賄いに耽りて、 浅井浅井長政朝倉朝倉義景 に贔屓せしめ、ほしいままに相働くの条、世に随い、時習に随い、まず、御遠慮を加えられ、御無事に属せられ、御無念ながら、御馬を納められ侯へき。御憤を散ぜらるべき為めに侯。
9月12日、叡山を取り詰め、根本中堂、三王廿一杜をはじめ奉り、霊仏・霊杜・僧坊・経巻一宇も残さず、一時に雲霞の如く焼き払い、灰嬬の地となすこそ哀れなれ。山下の男女老若、右往左往に廃忘致し、取る物も取り敢へず、ことごとく、徒歩裸にて、八王寺山へ逃げ上り、杜内へ逃げ籠る。
諸卒 四方より鬨音を上げて攻め上る。僧俗・児童・智者・上人、一々に頸を斬り、信長の御目に懸くる。これは山頭に於いて、その隠れなき高僧・貴僧・有智の僧と申し、その外、美女・小童、その数を知らず召し捕へ召し列らぬる。御前へ参り、悪僧の儀は是非に及ばず、
「 これは御助けなされ侯へ~!!」と、声々に申し上げ侯といえども、なかなか御許容なく、一々に頸を打ち落され、目も当てられぬ有様なり。数千の屍、算を乱し、哀れなる仕合せなり。年来の御胸朦を散ぜられ訖んぬ。
さて、志賀郡、 明智十兵衛明智光秀 に下され、坂本
(滋賀県大津市)
に在地侯ひしなり。
9月20日、信長公、濃州岐阜に至りて御帰陣。

4-06:
御修理造り畢るの事
9月21日、 河尻與兵衛河尻秀隆丹羽五郎左衛門丹羽長秀 両人に仰せ付けられ、 高宮右京亮高宮右京亮 一類歴々、佐和山へ召し寄せ、生害なり。斬って出で相働き侯へども、別条なく成敗なり。
子細は、先年、野田・福鳥御陣の時、大坂へ心を合せ、一揆蜂起の調略を致し、御陣半ばに、御砦 天満が森 河口 足懸りより、大坂へ走り入り侯なり。 → #3-09
禁中に仰せて、既に御廃壊 正体なく、御修理の儀、御冥加の為をおぼし召し、先年、
日乗上人日乗朝山村井民部丞村井貞勝 を御奉行として仰せ付けられ、 → #2-04
3ヶ年に出来、紫宸殿・清涼殿・内侍所・昭陽舎、その他、御局々、残る所なく造らしめ畢んぬ。
その上、御調物、末代に於いて懈怠なき様に御沙汰あるべく、信長公 御案を廻らされ、
「 京中町人に属詫預けおかれ、その利息、毎月、進上候 」様に仰せ付けられ候。
ならびに、怠転の公家方御相続、これまた、重畳御建立。天下万民、一同の満足、これに過ぐべからず、云々。
本朝に於いて御名誉、御門家の御威風、勝
[あ]
げて数うべからず。また、御分国中 諸関・諸役 御免許、天下安泰。往還旅人 御憐愍、御慈悲 甚深にして、御冥加も御果報も世に超え、いよいよ増す御長久の基なり。しかし、道を学び身を立つるも、御名 後代に挙げんと欲せらるるがゆえなり。珍重々々。





この巻の登場人物と他巻リンク

織田信長 [37歳]

明智光秀 [43] あけち みつひで

 織田の家臣。明智十兵衛
 4-05: 叡山御退治の事
 5-01: 武者小路 御普請の事
 5-03: 奇妙様 御具足初めに 虎後...
 6-02: 公方様御謀叛 付17ヶ条
 6-03: 石山・今堅田 攻められ候...
 6-07: 公方様 真木島に至りて御...
 6-08: 真木島にて御降参 公方様...
 6-09: 大船にて高島へ御働き、木...
 6-11: 阿閉 謀叛の事
 8-03: 河内国新堀城攻め干され...
 8-06: 禁中において親王様 御鞠...
 8-07: 越前御進発、賀・越 両国...
 9-03: 原田備中、御津寺へ砦 討...
 10-01: 雑賀御陣の事
 10-03: 御名物召し置かるるの事
 10-08: 片岡の城 攻め干さる事
 10-09: 信貴城 攻め落さるるの事
 11-01: 御茶の湯の事
 11-06: 高倉山西国陣の事
 11-08: 播磨神吉城攻めの事
 11-13: 荒木摂津守 逆心を企て...
 11-15: 丹波国波多野館取り巻...
 12-01: 摂津国 御陣の事
 12-05: 丹波国 波多野兄弟 張...
 12-06: 赤井悪右衛門 退参の事
 12-12: 謀書の事
 12-13: 伊丹城 謀叛の事
 12-18: 伊丹城 相果たし、御成...
 13-08: 因幡・伯耆両国に至り...
 13-11: 佐久間・林佐渡・丹羽...
 14-01: 御爆竹の事
 14-02: 御馬揃えの事
 14-07: 8月朔日 御馬揃えの事
 15-05: 木曾義政 忠節の事
 15-14: 人数備えの事
 15-25: 家康公・穴山梅雪 御上...
 15-26: 羽柴筑前守秀吉、備中...
 15-29: 明智日向 西国出陣の事
 15-31: 明智日向守 逆心の事
 15-32: 信長公 本能寺にて御腹...
 15-33: 中将信忠卿、二条にて...
 15-34: 江州安土城御留守居衆...
 2-01: 六条合戦の事
 3-04: 越前 手筒山攻め落せらる...
 3-10: 志賀御陣の事

浅井長政 [26] あざい ながまさ

浅井七郎 [--] あさい ひちろう

浅井政貞 [--] あざい まさただ

朝倉義景 [58] あさくら よしかげ

安藤定治 [--] あんどう さだはる

飯沼長継 [--] いいぬま ながつぐ

磯野員昌 [48] いその かずまさ

市橋長利 [58] いちはし ながとし

稲葉一鉄 [56] いなば いってつ

氏家卜全 [59] うじいえ ぼくぜん

小川祐忠 [--] おがわ すけただ

河尻秀隆 [44] かわじり ひでたか

佐久間信盛 [43] さくま のぶもり

 織田の家臣。佐久間右衛門
 4-03: 大田口合戦の事
 4-04: 志むら攻め干さるるの事
 5-02: 交野へ 松永 砦仕り侯て 追...
 5-03: 奇妙様 御具足初めに 虎後...
 5-04: 味方ヶ原合戦の事
 6-05: 百済寺伽藍 御放火の事
 6-07: 公方様 真木島に至りて御...
 6-08: 真木島にて御降参 公方様...
 6-11: 阿閉 謀叛の事
 7-04: 蘭著待 切り取らるるの事
 7-05: 佐々木承禎、石部城退散の事
 7-09: 河内長島一篇に仰せ付けら...
 8-03: 河内国新堀城攻め干され...
 8-07: 越前御進発、賀・越 両国...
 8-14: 御家督 御譲りの事
 9-04: 御後巻 再三 御合戦の事
 9-05: 西国より大船を催し 木津...
 10-01: 雑賀御陣の事
 10-02: 内裡 御築地の事
 10-03: 御名物召し置かるるの事
 10-09: 信貴城 攻め落さるるの事
 11-06: 高倉山西国陣の事
 11-08: 播磨神吉城攻めの事
 11-11: 大船 堺津にて御見物の事
 11-13: 荒木摂津守 逆心を企て...
 11-15: 丹波国波多野館取り巻...
 13-01: 播州 三木落居の事
 13-03: 大坂退散 御請け誓紙の事
 13-09: 大坂退散の事
 13-11: 佐久間・林佐渡・丹羽...
 15-02: 御爆竹の事
 0-09: 備後守 病死の事
 0-18: 勘十郎殿 林 柴田 御敵の事
 0-23: 鳴海之城へ御砦の事
 0-24: 今川義元 討ち死の事
 1-04: 信長御入洛十余日の内に...
 2-06: 阿坂の城 退散の事
 3-04: 越前 手筒山攻め落せらる...
 3-06: 落窪合戦の事
 3-07: たけくらべ・かりやす砦の事
 3-10: 志賀御陣の事

柴田勝家 [49] しばた かついえ

 織田の家臣。柴田修理亮
 4-03: 大田口合戦の事
 4-04: 志むら攻め干さるるの事
 5-02: 交野へ 松永 砦仕り侯て 追...
 5-03: 奇妙様 御具足初めに...
 6-03: 石山・今堅田 攻められ候...
 6-05: 百済寺伽藍 御放火の事
 6-07: 公方様 真木島に至りて御...
 6-11: 阿閉 謀叛の事
 7-04: 蘭著待 切り取らるるの事
 7-09: 河内長島一篇に仰せ付けら...
 8-03: 河内国新堀城攻め干され...
 8-07: 越前御進発、賀・越 両国...
 10-06: 柴田 北国 相働くの事
 10-09: 信貴城 攻め落さるるの事
 12-06: 赤井悪右衛門 退参の事
 12-16: 親王様 二条御新造へ行...
 13-04: 能登・加賀両国、柴田...
 13-05: 阿賀の寺内 申し付くる...
 13-11: 佐久間・林佐渡・丹羽...
 13-12: 賀州一揆 歴々 生害の事
 14-01: 御爆竹の事
 14-02: 御馬揃えの事
 14-06: 因幡国 鳥取城 取り詰...
 15-11: 越中富山の城、神保越...
 15-12: 武田典厩 生害、下曾禰...
 0-09: 備後守 病死の事
 0-12: 深田松葉 両城 手替わりの事
 0-15: 柴田権六 中市場 合戦の事
 0-18: 勘十郎殿 林 柴田 御敵の事
 0-25: 家康公 岡崎の御城へ...
 1-04: 信長御入洛十余日の内に...
 2-06: 阿坂の城 退散の事
 3-04: 越前 手筒山攻め落せらる...
 3-06: 落窪合戦の事
 3-07: たけくらべ・かりやす砦の事
 3-10: 志賀御陣の事

高宮右京亮 [--] たかみや うきょうのすけ

日乗朝山 [--] にちじょう ちょうざん

塚本小大膳 [--] つかもと こだいぜん

中川重政 [--] なかがわ しげまさ

中島豊後 [--] なかじま ぶんご

丹羽長秀 [36] にわ ながひで

 織田の家臣。丹羽五郎左衛門
 4-01: 佐和山城 渡し進上の事
 4-04: 志むら攻め干さるるの事
 4-06: 御修理造り畢るの事
 5-01: 武者小路 御普請の事
 5-03: 奇妙様 御具足初めに...
 6-03: 石山・今堅田 攻められ候...
 6-05: 百済寺伽藍 御放火の事
 6-07: 公方様 真木島に至りて御...
 6-11: 阿閉 謀叛の事
 7-02: 前波生害、越前一揆蜂起の事
 7-04: 蘭著待 切り取らるるの事
 7-09: 河内長島一篇に仰せ付けら...
 8-01: 御分国 道作り 仰せ付けら...
 8-02: 公家領 徳政にて仰せ付け...
 8-03: 河内国新堀城攻め干され...
 8-04: 三州 長篠 御合戦の事
 8-06: 禁中において親王様 御鞠...
 8-07: 越前御進発、賀・越 両国...
 9-01: 安土 御普請の事
 9-04: 御後巻 再三 御合戦の事
 10-01: 雑賀御陣の事
 10-03: 御名物召し置かるるの事
 10-06: 柴田 北国 相働くの事
 10-07: 松永謀叛 並びに 人質...
 10-09: 信貴城 攻め落さるるの事
 10-13: 三州吉良へ御鷹野の事
 10-14: 中将信忠へ御名物11種...
 11-01: 御茶の湯の事
 11-06: 高倉山西国陣の事
 11-08: 播磨神吉城攻めの事
 11-13: 荒木摂津守 逆心を企て...
 11-14: 安部二右衛門 御忠節の事
 11-15: 丹波国波多野館取り巻...
 12-01: 摂津国 御陣の事
 12-03: 二条殿・烏丸殿・菊庭...
 12-05: 丹波国 波多野兄弟 張...
 12-09: 宇治橋 取り懸けの事
 12-10: 北畠中将殿 御折檻状の事
 12-18: 伊丹城 相果たし、御成...
 13-01: 播州 三木落居の事
 13-05: 阿賀の寺内 申し付くる...
 14-02: 御馬揃えの事
 14-03: 高天神 干殺し 歴々 討...
 14-04: 和泉 巻尾寺 破滅の事
 14-06: 因幡国 鳥取城 取り詰...
 14-09: 能登・越中 城々破却の事
 14-10: 伊賀国、三介殿に仰せ...
 14-11: 伊賀国へ 信長 御発向...
 15-14: 人数備えの事
 15-19: 御国割りの事
 15-23: 信長公 甲州より御帰陣...
 15-25: 家康公・穴山梅雪 御上...
 15-28: 家康公・穴山梅雪、奈...
 0-05: 景清 あざ丸刀の事
 0-40: 加治田之城 御味方に参る事
 0-41: 犬山両おとな 御忠節の事
 0-42: 濃州 伊木山へ御上りの事
 0-43: 堂洞砦 攻めらるの事
 1-04: 信長御入洛十余日の内に...
 2-05: 名物 召され置きの事
 2-06: 阿坂の城 退散の事
 3-02: 名物 召し置かるるの事
 3-04: 越前 手筒山攻め落せらる...
 3-07: たけくらべ・かりやす砦の事
 3-08: 姉川合戦の事
 3-10: 志賀御陣の事

羽柴秀吉 [34] はしば ひでよし

 織田の家臣。木下藤吉郎
 4-02: 箕蒲合戦の事
 5-03: 奇妙様 御具足初めに 虎後...
 6-07: 公方様 真木島に至りて御...
 6-08: 真木島にて御降参 公方様...
 6-10: 岩成 討ち果たされ候事
 6-11: 阿閉 謀叛の事
 7-02: 前波生害、越前一揆蜂起の事
 7-10: 樋口夫婦 御生害の事
 8-07: 越前御進発、賀・越 両国...
 9-01: 安土 御普請の事
 9-04: 御後巻 再三 御合戦の事
 10-01: 雑賀御陣の事
 10-03: 御名物召し置かるるの事
 10-06: 柴田 北国 相働くの事
 10-09: 信貴城 攻め落さるるの事
 10-10: 中将信忠御位の事
 10-12: 但馬・播磨、羽柴に申...
 10-13: 三州吉良へ御鷹野の事
 11-01: 御茶の湯の事
 11-04: 磯野丹波・磯貝新左衛...
 11-06: 高倉山西国陣の事
 11-07: 洪水の事
 11-08: 播磨神吉城攻めの事
 11-13: 荒木摂津守 逆心を企て...
 11-15: 丹波国波多野館取り巻...
 12-03: 二条殿・烏丸殿・菊庭...
 12-05: 丹波国 波多野兄弟 張...
 12-07: 荒木 伊丹城・妻子捨て...
 12-14: 氏政 甲州表へ働きの事
 13-01: 播州 三木落居の事
 13-05: 阿賀の寺内 申し付くる...
 13-08: 因幡・伯耆両国に至り...
 13-11: 佐久間・林佐渡・丹羽...
 14-03: 高天神 干殺し 歴々 討...
 14-06: 因幡国 鳥取城 取り詰...
 14-07: 8月朔日 御馬揃えの事
 14-12: 因幡国 鳥取 果て口の事
 14-13: 伯耆国 南条表 発向の事
 14-14: 淡路島 申し付けらるる...
 14-15: 悪党 御成敗の事
 15-02: 御爆竹の事
 15-05: 木曾義政 忠節の事
 15-13: 中国表 羽柴筑前 働き...
 15-26: 羽柴筑前守秀吉、備中...
 1-04: 信長御入洛十余日の内に...
 2-06: 阿坂の城 退散の事
 3-04: 越前 手筒山攻め落せらる...
 3-07: たけくらべ・かりやす砦の事
 3-08: 姉川合戦の事
 3-10: 志賀御陣の事

長谷川與次 [--] はせがわ よじ

樋口直房 [--] ひぐち なおふさ

不破光治 [--] ふわ みつはる

堀秀村  [14] ほり ひでむら

丸毛長照 [--] まるも ながてる

村井貞勝 [51] むらい さだかつ

山岡景猶 [--] やまおか かげなお

山田勝盛 [33] やまだ かつもり

和田定利 [--] わだ さだとし