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アート・ニュース 2010 - Vol.01
( 7/16-8/11 )
★ その他のニュース記事は →
Index of Art News
2010. 8. 11
(水):
LaM(リール近代、現代アート)
~ その2
所蔵作品第2段は、カンディンスキー、クレー、ド・スタール、ドンゲン、ミロ、ルオーの作品をアップ。
マジュレ夫妻のコレクションがリール都市圏共同体へ寄贈されたことにより建設された美術館。設立の経緯は、
館紹介のページ
に記載しました。
2010. 8. 10
(火):
北脇昇
~ その3
展覧会にてフューチャーされるのは、主に、
『
空港
』 1937 (S12) 東京国立近代美術館
あたり以降のシュルレアリスムの作品だが、この人、その他に「観相学」などといった、絵画の世界では、まず他の人は取り組むことの無い意外なテーマを扱っているのが面白い。
そんな中に『
周易解理図
』という、易を図解しようとした作品がある。「乾為天」や「坤為地」などの易の64卦は陰陽の線の組み合わせによって表現されるが、それらに対応する円形などの図形と、さらに色彩を組み合わせようとした跡が見られるのである。
それは、易の世界において過去から中国や日本にあった表現かもしれない。しかし、近代絵画というジャンルにおいて、北脇は、また新たな表現を試みたのでは(必ずしも成功したようには見えないのだが)あるまいか? と推察するのだ。
『
周易解理図(八卦)
』 1941 (S16) 東京国立近代美術館
2010. 8. 9
(月):
『 陰影礼讃 - 国立美術館コレクションによる 』 展
(予告)
ということで、次の東京近美の所蔵品展にも、北脇昇の作品が何か出品されているでしょうと
HPへ行ってみたら
、一覧表へのリンクが切れていて確認できませんでした。時々あるんですよね、リンク・ミス。。^^;;
一方で、こういう展覧会が始まります。
東京国立近代美術館
、
国立西洋美術館
、
京都国立近代美術館
、
国立国際美術館
等の国立美術館が独立行政法人の形に移行して、はや10年。早いもんです。
それを記念して、「
影という切り口
」で、上記4館の所蔵品を集めて展示される企画展。
これに北脇昇の作品
『
独活
』 1937 (S12) 東京国立近代美術館 蔵
が出展されるとのこと。
■『 陰影礼讃 - 国立美術館コレクションによる 』 展
会場:
国立新美術館
期間: 2010. 9. 8 - 10.18
url:
http://www.nact.jp/exhibition_special/2010/shadows/
→
北脇昇の作品一覧
( 明日、もう1回、追加します )
高松次郎
の大きな次の作品も出るそうです。
『
影
』 1977 (S52) 国立国際美術館 蔵
2010. 8. 8
(日):
北脇昇
~ その2
この人の作品、
東京国立近代美術館
の所蔵品展に行くと、必ずといっていいほど毎回数点は展示してある。
戦前のシュルレアリストとして、
イヴ・タンギー
のような作品を残している特異な作家であり、
古賀春江
や
福沢一郎
のような古くささが薄い。
ということもあって、以前から気になっていたのだが、所蔵美術館が一部に限られていることもあって、一般的な認知は必ずしも高く無いのだと思う。何かの企画展に出ることも少ないので、所蔵美術館の所蔵品展を部分部分で鑑賞蓄積をすることで、数年かけて、ようやく全体像が掴めてきたという感じだ。
そういう風に、時間をかけて確認していくというのも、一つの楽しみ方だと思う。
2010. 8. 6
(金):
北脇昇
~ その1
取り急ぎ、更新情報です。
2010. 8. 4
(水):
『 サージェントと海 』 展
(イギリス)
ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで、『 サージェントと海 』 展 というのが開催されている。
『
魚取り
』 1878 78.8*122.8
コルコラン・ギャラリー
蔵
ジョン・シンガー・サージェント
はアメリカ人であるが、生まれと育ちはヨーロッパ。
日本画でいえば「美人画」的でもある、立ち姿のご婦人たちの肖像画はヨーロッパ風であり、でも、大胆な描写はアメリカ風ともいえる独特の画風に特徴がある。
風景画も人物を中心に据えたものが多いが、この作品のように空を広く描き、風景の中に人物を配した作品は初めて観た。
実は、海の作品をたくさん描いていたそうだ。彼の作品は、日本では、ほとんど鑑賞できないこともあって、新鮮に感じた次第。
また、この展覧会、昨年から、コルコラン・ギャラリーからヒューストン美術館を経ての巡回展。
こちらのページ
の方が内容が詳しく画像も多い。日本にも来てほしい。
■『 サージェントと海 』 展
会場: ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(ロンドン)
期間: 2010. 7.10 - 9.26
URL:
http://www.royalacademy.org.uk/exhibitions/sargent-and-the-sea/
ところで、この展覧会、JTインターナショナルさんのスポンサードとのこと。JTIさんはロシアでも美術展スポンサードされていたが、積極的に海外展開されているのだろう。日本のタバコは値上がりしていくこともあり。。
2010. 8. 3
(火):
アントワープ王立美術館コレクション 展
茨城、ひろしま、島根での展覧会を経ての東京展。
ベルギーにある美術館。アンソールの作品所蔵が多いところなので、あの奇怪な、おどろおどろしい仮面の作品出品を想像して出かけたのだが、出ていたのは初期の頃の作品3点。
左の作品はその中の一つ。
『
防波堤の女
』 1880 32.0*24.0
抽象画である。どこまでが海で、波止場であるのか? 人物と傘も風景に溶け込んでしまっている。モネの『 睡蓮 』が抽象画になっていくのは 20世紀に入ってからであり、
『
聖アントニウスの苦難
』 1887 MoMA
よりもさらに早い時期、かなり先駆的な作品と言える。
その他、マグリットやデルヴォー、クノップフの作品なども。
デルヴォー 『
ウェステンデの海
』 不明 55.5*76.5 水彩、紙
は、いつものヘア・ヌードの幻惑的な作品と違って、日本の水墨画のような情緒のある作品。良かった。意外であった。
■「アントワープ王立美術館コレクション」 展
会場: 東京オペラシティアートギャラリー
期間: 2010. 7.28 - 10. 3
URL:
http://www.operacity.jp/ag/exh120/index.html
→
アントワープ王立美術館HP
→
ルーベンスの部屋3D iPhone版 紹介記事
→
アンソールの作品一覧
2010. 8. 2
(月):
オキーフ『 雲の上の空 』 おっかけ
先日、シカゴ美術館の8月次「今月の一枚」に、オキーフの『
雲の上の空 IV
』 という作品が紹介されました。飛行機の窓から見える雲海が、オキーフの目を通すと、雲のじゅうたんというよりは、雲の石だたみのように見えたのですね。
ところで、この作品「 IV 」とあるからには、『 テンナンショウ 』シリーズのように、他の番号の作品があるはず、ということで、他の作品は何処にぞ? と追っかけてみました。
『
平らな白い雲と空
』 1962 152.4*203.2
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
AllPosters
『
雲の上の空 I
』 1962/63 91.8*122.6
ジョージア・オキーフ美術館
『
雲の上の空 III
』 1963 121.9*213.4 個人蔵
『
雲の上の空 IV
』 1965 243.8*731.5
シカゴ美術館
徐々に完成されていった経緯がわかります。
→
オキーフの作品一覧
2010. 8. 1
(日):
YouTube Play - グッゲンハイム美術館
昨年はフランク・ロイド・ライト設計によるソロモン・グッゲンハイム美術館建設50周年とあって、さまざまな行事が行われた。
今年は、次の新しい時代を切り開くという意図もあるのだろう。YouTube とのコラボで世界中から「新しく独創的なデジタル動画の発掘を目指す」という、これまでに前例のない新たなコンベンションが実行中だ。
過去2年間のおいて制作された映像が対象で、6月15日から募集スタートして 7月31日に締め切られた。結果、応募総数、11,000点以上。
この中から優秀作品 200点が選考され、さらには多方面のアーティストで構成される選考委員によって、20点程度が選ばれる。その20点は 10月末にニューヨークのグッゲンハイム美術館にて表彰が行われる予定。
選考委員の一人に、村上隆氏が選ばれたということも、先日、発表された。
選考委員の一覧はこちら
さて、どんな作品が選ばれるのか?
Web時代の新たなワールドワイドなビエンナーレ。どういう質的発展ももたらすのかも、楽しみだ。
http://www.youtube.com/play
→
グッゲンハイム美術館
2010. 7. 31
(土):
■
「三菱が夢見た美術館」 展
「詳しい情報はこれからだろう」と、先日書いたのですが、既に、美術館のロビーでパンフレットが配布されていました。
それで、館のホームページのトップからはアクセスが見つからなかったのですが、
専用のページ
も立ち上がっていたのでした。
ということで、再度。
「三菱が夢見た美術館 - 岩崎家と三菱ゆかりのコレクション」展
会場: 三菱一号館美術館
期間: 2010. 8.24 - 11. 3
URL:
http://mimt.jp/yume/
『
童女像(麗子花持てる)
』 1921 (T10) 個人蔵
だそうで、大正10年というと、切手にもなっている、
『 麗子像 』
1921 (T10) 東京国立博物館 蔵
と同じ年、麗子7歳ぐらいの時の作品であり、後期とは言えないですね。m(_ _)m
→ 先の記事は、
2010. 7. 26(月)
2010. 7. 30
(金):
LaM(リール近代、現代アート)
~ その1
フランスの北東、もう、国境に近いリールにある。「リール近代美術館」というのは旧名。2009年にリニューアルして、正式名称「リール近代・現代アート、アール・ブリュット市立美術館」となった。
" Lille Metropole Musee d’art moderne, brut, contemporain "
おそらく世界一長い館名だろう。長すぎるので、「
LaM
」と略される。
所蔵作品第一段は、ピカソ、ブラック、モディリアーニ、ユトリロ、レジェの作品をアップ。
ホームページも、かなり、フランス、フランスしたもので、画像データベースも充実しているとは言えないが、ユニークな作り。
2010. 7. 29
(木):
キンベル美術館の日本画収集
アメリカ・テキサスのキンベル美術館は、昨年、ミケランジェロが12歳頃に描いた第一号絵画を取得したということで話題になったところ(右の絵)。天才は生まれながらにして天才なんですねぇ。
さて、「今回、日本作品を新たに取得したので見に来て!」と、ツイッターで告知されていたのでHPを覗いてみたら、柴田是真とイサム・ノグチの作品追加のようでした。
ココには、伊藤若冲や円山応挙の作品などの所蔵もあります。一度、サイトのコレクションをどうぞ。
→
日本美術品コレクションの最後のページ
キンベル美術館HP
ミケランジェロ 『 聖アントニウスの誘惑 』
1487-8頃 油彩・テンペラ 47*35
2010. 7. 27
(火):
レオナルド・ダ・ヴィンチ『 岩窟の聖母 』とダ・ヴィンチ展
先頃、ナショナル・ギャラリー, ロンドン蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチ『 岩窟の聖母 』の修復が終わり、展示が再開されたとのニュースが流れた。
http://www.nationalgallery.org.uk/leonardo-virgin-of-the-rocks-back-on-display
おそらく、これと長期に連続同期したものであろう。各種研究成果の発表と共に、来年秋から世界各地に所蔵される 1480年代から 1490年代のダ・ヴィンチ作品が一挙にロンドンに集まるとのこと。
うむむ、行きたい。。。
■「
レオナルド・ダ・ヴィンチ ~ 宮廷の画家
」展
会場:
ナショナル・ギャラリー, ロンドン
期間: 2011.11. 9 - 2012. 2. 5
URL:
http://www.nationalgallery.org.uk/whats-on/exhibitions/leonardo-da-vinci-painter-at-the-court-of-milan
『 貴婦人の肖像 』 ルーブル美術館
『 リッタの聖母子 』 エルミタージュ美術館
『 聖ヒエロニムス 』 ヴァチカン美術館
等々が集まる。
展示の終わりに『 最後の晩餐 』のコピーで何かが行われる模様(詳細不明)。
ところで、イタリア・ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会内の『 最後の晩餐 』を独り占めできる Arounder というパノラマ・ビューがあります。
→
こちら(ちょっと重たいです)
必見!
2010. 7. 26
(月):
■
洋装の「麗子」像
「三菱が夢見た美術館 - 岩崎家と三菱ゆかりのコレクション」展
会場: 三菱一号館美術館
期間: 2010. 8.24 - 11. 3
URL:
http://mimt.jp/schedule/index.html#link02
(まだ、概要のみ)
早い時期から出ていた「これからの展覧会」情報では、この展示会は、
> 110余年前に構想された「丸の内美術館」に思いを馳せつつ、これ
> ら古今東西の名品を集結させます。
とあり、静嘉堂文庫や東洋文庫からの、あまり表に出てこない、めずらしい出展があるかも? という期待です。
ところが、今日の日経新聞のお知らせで、
『
童女像(麗子花持てる)
』 個人蔵
というのが出展されるそうではないですか。
洋服姿の麗子像です。顔立ちがしっかりしてきていることから、これは劉生が麗子娘を描いてきた終わりの時期だろうと見えます。
「丸の内美術館構想」というのは明治中期の事であり、岩崎彌之助も明治末に没してますから、ここに大正期の岸田劉生がつながるのも時期的に不思議です。しかも、個人蔵となると、どういう関係なのか。。。
もう少ししたら、サイトに詳しい展示会紹介記事が載るでしょうから、それを待ちましょう。
→ 続きは、
2010. 7. 31(土)の記事へ
2010. 7. 25
(日):
■
アントワープ王立美術館コレクション展
会場: 東京オペラシティアートギャラリー
期間: 2010. 7.28 - 10. 3
URL:
http://www.operacity.jp/ag/exh120/index.html
東京オペラシティで、こういう企画展もあるんだと、今回は、早速行ってみるつもり。つもりと言うか、実は今日が初日だと思い込んでいて今晩レポートする予定でスケジュールを組んでいたのだが、よく見たら今度の水曜からだった。^^;;
ということで、近日、レポート予定です。
アンソールが、どれだけ来ているのかな?
2010. 7. 24
(土):
國領經郎
の作品をアップ ~ その2
潮が引いて舟が丘に上がったような情景の作品が多いのも特徴だろう。次に潮が満ちてくるまでの限られた時間。その焦燥感が寂寥感と混じって、観る者に自らに与えられた時間の意義を考えさせられる。
2010. 7. 23
(金):
秋の「ゴッホ」展での期待
AllPosters
会場: 国立新美術館
期間: 2010.10. 1 - 12.20 以後、福岡・名古屋
URL:
http://www.gogh-ten.jp/
今年は、ルノワール、マネ、ドニ、ドガと、オルセー美術館所蔵作品を中心に印象派関連の作品が目白押しだが、さらに秋にはゴッホがやってくるというのだから、大忙しだ。
『
夜のカフェテラス
』 1888
( この作品が今回出展されるのか否か不明 )
この展示会は、オランダのクレラー・ミュラー美術館とファン・ゴッホ美術館からの出展。後者が、ゴッホの遺族からアムステルダム市立美術館へ寄贈され、その後、専用の美術館として独立したものであることに対し、前者は、ヘレーネ・クレラー=ミュラー女史によるコレクションが中心になっている美術館。
今回の企画展、彼女がゴッホの新人間性に魅入ってしまって、大量のコレクションを形成した、その分析内容が濃いか? クレラー・ミュラー美術館のHPには詳しく記載してなかったこともあり、個人的には、それが知られるかが一番期待していることである。
→
ゴッホの作品一覧
→
クレラー・ミュラー美術館の所蔵作品
※
没後120年「ゴッホ」 展 ~ その1
※
没後120年「ゴッホ」 展 ~ その2
2010. 7. 22
(木)-2:
エゴン・シーレ『 ヴァリの肖像 』事件
1938年にナチスによって押収され、1954年にレオポルド氏が購入取得した、エゴン・シーレの作品『
ヴァリの肖像
』(1912年作)。
1997年にニューヨークの MoMAへ貸し出された際に、その取得経緯がよろしくないということでアメリカ政府が差し押さえてしまっていた。
10年来の法廷闘争の末、今回、レオポルド美術館がエゴン・シーレの相続人に対して 1,900万ドルを支払うことで決着した、ということらしい。
レオポルド美術館HP(オーストリア/ウィーン)
http://www.leopoldmuseum.org/
→
『 ヴァリの肖像 』の大画像
ウィキペディア: エゴン・シーレ
こんなこともあんの!? という事件。
2010. 7. 22
(木):
國領經郎
の作品をアップ ~ その1
日展で活躍した人。初期の作品には、岡鹿之助や森田曠平 的な作品が見られるが、少し寂寥感漂う砂丘の鳥瞰図的作風が特徴。
2010. 7. 20
(火):
「上村松園」 展
会場: 東京国立近代美術館
期間: 2010. 9. 7 - 10. 17
(前期: 9.7-26、後期: 9.28-10.17)
会場: 京都国立近代美術館
期間: 2010. 11. 2 - 12. 12
URL:
http://shoen.exhn.jp/
少し、変わった専用 URLが立てられてきましたね。このパターンが今後の定番になるのかな?
→
上村松園の作品一覧ページ
東京藝術大学大学美術館蔵の
『 序の舞 』
1936 (S11) は、等身大以上に大きく感じる作品。
ところで、この専用サイトの中身を見ていたら、東京国立博物館の所蔵作品については、
フランス国立美術館連合(RMN)
のようなクレジットが入るようになったようです。 →
http://TnmArchives.jp/
2010. 7. 19
(月)- 2:
「パット・ステア展」 "After Hokusai, After Hiroshige"
会場: デ・ヤング美術館(アメリカ・サンフランシスコ)
期間: 2010. 7.17 - 2011. 1.30
URL:
http://deyoung.famsf.org/deyoung/exhibitions/pat-steir-after-hokusai-after-hiroshige
パット・ステアは1940年生まれのアメリカの現代女流画家・版画家。
Wikipedia :
http://en.wikipedia.org/wiki/Pat_Steir
上記展示会の紹介ページには
" Yellow Bridge in the Rain after Van Gogh after Hiroshige" 1985
『 雨の黄色い橋 ~ ゴッホと広重による 』
の1作品のみが画像掲載されているが、
デ・クーニング
のような抽象表現主義も反映させた、日本+オランダ(フランス)+アメリカのミックス版的作品だろう。
彼女は 1982年に京都にて多色版画の修行を受けたこともあるとのこと。西洋人による「雨」の表現は、どうも パッとしないのだが、これは、うまくいっていると思う。
日本では、どこで鑑賞できるのかな?
→
アマゾン Pat Steir 洋書のページ・リンク
2010. 7. 19
(月):
ボナール 『 白い猫 』の謎
オールポスターズ
オルセー展 2010が始まって以降、
ボナール
『 白い猫 』 1894 へのアクセスが急増した。
どこかのメディアで取り上げられたのだろうけど、ボナールの作品としては、かなり初期のものであり、何故に、そんなに受けたのだろう ??
確かに、今回の「オルセー展 2010」には、ボナールの秀作展示は少なかったと思う。その分、「猫」に期待というか、記事が集まったのかもしれない。
2010. 7. 18
(日):
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
" The Art Zone "
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
のWebサイトでは、子供向けにPCオンライン上でさまざまなアートが楽しめるソフトが無料で提供されている。今回紹介するのは、その一つ
" FACES & PLACES "
- 顔と場所
館所蔵の19世紀アメリカ絵画作品をベースに、人物画と風景画それぞれを作成できるお絵かきソフト。
これは風景画の方。人物や風景、空、家や動物などを選んで置いていくことができ、人物の体の関節を操り人形のように動かすことができる。さらには自動で動かせることもできて、このショットのように、不自然で笑えるポーズの動きが可能だ。あなたも自由に描いて動かしてみませんか?
URL:
NGA " The Art Zone " ソフトがあるページ
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
→ 地図や所蔵絵画
2010. 7. 17
(土):
「アレックス・カッツ」 展
会場: アルベルティーナ美術館(オーストリア)
期間: 2010. 5.28 - 9.12
URL:
展覧会情報ページ
アレックス・カッツは、1927年生まれのアメリカの現代アーティスト。単調な人物画に現代的なインパクトがある。時間が止まったような静かな風景画も好きだ。
アルベルティーナ美術館はオーストリアにある美術館。今回、Webに 16点もの作品掲載があり鑑賞できるようになっている(上記、展覧会情報のページに掲載)。
すごく嬉しい。
→
ウィキペディア: アレックス・カッツ
2010. 7. 16(金):
アート・ニュースのページをオープン!
これまで、サイト更新情報と共に、展覧会鑑賞の感想や、世界の美術館の展覧会情報、オークションに事件などなどの情報をブログを使って発信してきましたが、ブログは便利でありながらも、あれこれと問題も多いことが見えてきたため、やはり、ホームグラウンドであるホームページにて発信することにしました。