logo  気になるアート.com : 吉田善彦

吉田善彦
 絵画作品と所蔵美術館

よしだ よしひこ 1912 (T01).10.21 - 2001 (H13).11.29

吉田善彦
磨りガラスの向こうにあるような柔らかい光の風景画は「吉田様式」と言われる独自の技法による。それは、下絵の後にホルマリンで色を固定し、その画面を揉みほぐして色面のモザイクを作成。改めて線書きした後で、金箔のベールを被せて、その上に薄く色を置いていくというもの。
「吉田善彦 展」図録 1998.10.30 - 12. 6 開催 at 世田谷美術館
  作品は『 新秋 』(部分) 1984 (S59)  182.0*365.0

書籍・画集を買う

 Title  Year  Museum  I
1942 (S17) 山種美術館
桂垣
1960 (S35) 山種美術館
高原
1961 (S36) 東京藝術大学大学美術館
袋田の滝
1963 (S38) 東京藝術大学大学美術館
富士月明
1964 (S39) 東京国立近代美術館
峠路
1965 (S40) 佐久市立近代美術館
1965 (S40) 滋賀県立美術館
大和四題
1968 (S43) 山種美術館
東大寺講堂趾
1970 (S45) 山種美術館
室生新緑
1970 (S45) 成川美術館
多武峯春雪
1971 (S46) 成川美術館
カッパドキア二題
1971 (S46) 東京国立近代美術館
鉄線花
1973 (S48)頃 古川美術館
尾瀬三趣
(草原の朝・池塘の晝・水辺の夕)
1974 (S49) 山種美術館
日本の四季
1975 (S50) 成川美術館
穂高二題
1976 (S51) 成川美術館
天壇
1976 (S51) メナード美術館
1976 (S51) 佐久市立近代美術館
五月の沼辺
1976 (S51) 山種美術館
石窟群像
1976 (S51) 佐久市立近代美術館
浄瑠璃寺の秋
1976 (S51) メナード美術館
桑の芽時
1977 (S52) メナード美術館
浅間初冬
1977 (S52) 山種美術館
晩秋尾瀬
1978 (S53) 成川美術館
浅間夕映
1978 (S53) メナード美術館
春雪妙義
1978 (S53) 山種美術館
霧氷
1979 (S54) 滋賀県立美術館
二月堂の秋
1980 (S55) メナード美術館
飛鳥日月屏風
1981 (S56) 成川美術館
三月堂春雪
1982 (S57) メナード美術館
雪の渓流
1982 (S57) メナード美術館
雨余桂林
1982 (S57) 愛知県美術館
斑鳩春宵
1983 (S58) メナード美術館
武蔵野月の出
1983 (S58) 世田谷美術館
クレマチス
1984 (S59) 成川美術館
岡本の春
1984 (S59) 北澤美術館
1985 (S60) 髙島屋史料館
夜桜
1986 (S61) 東京都現代美術館
春の雪
1986 (S61) 高崎市タワー美術館
春富士
1987 (S62) 成川美術館
冬晴武蔵野
1987 (S62) 成川美術館
五月二題
1988 (S63) 成川美術館
極楽鳥花
1988 (S63) 成川美術館
霧の山湖
1988 (S63) 資生堂
湖映
1989 (H01) 成川美術館
春到山麓
1991 (H03) 成川美術館
曙伊吹
1992 (H04) 成川美術館

【 略歴 】
 1912 (T01): 10/21 東京 生まれ
 1929 (S04): いとこの吉田幸三郎の義弟である 速水御舟 に師事
 1937 (S12): 小林古径 から指導受ける
 1940 (S15): 法隆寺金堂壁画模写事業に参加
 1941 (S16): 速水御舟 遺門の同志と「圜丘会」結成
 1944 (S19): 召集を受ける。46年に台湾より復員
 1954 (S29): 安田靫彦 門下生による「火耀会」に参加
 1969 (S44): 東京藝術大学 教授
 1970 (S45): 東京藝術大学第三次中世オリエント遺跡学術調査団 模写班に参加。カッパドキアへ
 1973 (S48): ローマ,フィレンツェ,シエナ,アッシジに壁画研究
 1975 (S50): 日本美術家代表団の一員として、北京,大同,西安,無錫,上海 訪問
 2001 (H13): 11/29 逝去