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国吉康雄
 絵画作品と所蔵美術館

くによし やすお 1889(M22). 9. 1 - 1953(S28). 5.14   English

国吉康雄
フランス的でもアメリカ的でも無い、独自の幻想的な作風が当時のアメリカ美術界で評価された。各種組織のトップを歴任していることから人物的にも認められていたことがわかる。 この作品は日本との戦争が激化していく時期における、アメリカに居る日本人の手によるものとして伝えるところが重たい。遠く日本の地においては、当時、人前で こういう愛情表現はされなかったであろうが、悲しむところは同じである。
『 私の彼氏 』1943 (S18) 37.5*26.7 シカゴ美術館

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 Title  Year  Museum  I
ウッドストック風景
1917 (T06) 目黒区美術館
風景
1918 (T07) 目黒区美術館
白い家のある風景
1918 (T07) 目黒区美術館
風景
1918-19 (T07-08) 目黒区美術館
風景
1919 (T08) 目黒区美術館
オガンキットの丘
1920 (T09) 神奈川県立近代美術館
婦人と子供
1920 (T09) 福島県立美術館
帽子の女
1920 (T09)頃 愛知県美術館
牛と鶏のいる風景
1921 (T10)頃 府中市美術館
1922 (T11) アーティゾン美術館
CALF DOESN'T WANT TO GO
1922 (T11) 宇都宮美術館
二頭の牛
1922 (T11) 茨城県近代美術館
メイン州の家族
1922-23 (T12-13)頃 フィリップス・コレクション
乳しぼりの女
1923 (T12) 国立国際美術館
鶏に餌をやる少年
1923 (T12) 京都国立近代美術館
幸福の島
1924 (T13)頃 東京都現代美術館
秋のたそがれ
1929 (S04) 東京国立近代美術館
横たわる女
1929 (S04) アーティゾン美術館
風景
1929 (S04) 目黒区美術館
毛皮の女
1930 (S05) 横須賀美術館
花飾りをつけた女
1932 (S07) 豊田市美術館
ピンクスリップの女
1932 (S07) メナード美術館
荒天
1936 (S11) 愛知県美術館
カフェ
 ▲ 切手
国吉康雄:カフェ
1937 (S12) ホイットニー美術館
馬を選ぶ
1937 (S12) セキ美術館
私は疲れた
1938 (S13) ホイットニー美術館
さびれたレンガ工場
1938 (S13) ホノルル美術館
浴後
1938 (S13) ポーラ美術館
逃亡者
1939 (S14) サントリーコレクション
イーグルズ・レスト
1941 (S16) 東京国立近代美術館
墓地
1941 (S16) 大川美術館
私の彼氏
1943 (S18) シカゴ美術館
夜明けが来る
1944 (S19) 岡山県立美術館
跳び上ろうとする頭のない馬
1945 (S20) 大原美術館
女は廃墟を歩く
1946 (S21) メナード美術館
祭りは終わった
1947 (S22) 岡山県立美術館
道化(舞踏会へ)
1950 (S25) メナード美術館

【 略歴 】
 1889 (M22): 9/1 岡山 生まれ
 1906 (M39): 単身渡米。ロスアンゼルスで肉体労働しつつ美術図案学校入学
 1910 (M43): ニューヨークに移動
 1916 (T05): アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク入学。パスキン と出会う
 1917 (T06): アメリカ前衛画家が集まるペンギン・クラブ展示会に出品
 1922 (T11): サロンズ・オブ・アメリカの会長職
 1925 (T14): パスキン の誘いを受けて渡仏
 1929 (S04):「19人の現存アメリカ作家展」の1人に選ばれる
 1931 (S06): 重病の父の見舞いに一時帰国
 1933 (S08): アン・アメリカン・グループ委員長
 1936 (S11): 反戦・反ファシズム運動
 1941 (S16): 日米戦争につきアメリカを支持すると表明
 1947 (S22): 美術家組合を設立し会長
 1953 (S28): 5/14 ニューヨークで逝去