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脇田和
 絵画作品と所蔵美術館

わきた かず 1908(M41). 6. 7 - 2005(H17).11.27

脇田和
中学生の時に姉夫妻がベルリン駐在となったのに伴って一緒にドイツに渡り、その後、ベルリン国立美術学校に入学して学んだという異色の経歴。 昭和28年に入院した際に友達から小鳥を送られたことから、鳥をモチーフにした作品を多く制作し、「鳥の画家」となった。
「脇田和 生誕100年展」パンフ 2008. 4.12 - 11.24 開催 at 脇田美術館
  作品は『 亜熱帯の漂流物 』 1983(S58) 脇田美術館

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 Title  Year  Museum  I
青い服
1941 (S16) 京都市京セラ美術館
漁網
1952 (S27) 福岡市美術館
慈鳥
1953 (S28) 神奈川県立近代美術館
双鳥
1953 (S28) 新潟県立近代美術館
貝殻と鳥
1954 (S29) 東京国立近代美術館
鳥寄せ
1954 (S29) 富山県美術館
懸巣鳥
1955 (S30) 府中市美術館
あらそい
1955 (S30) 新潟県立近代美術館
緑園
1957 (S32) 世田谷美術館
鳥を呼ぶ人
1958 (S33) 新潟県立近代美術館
啄木鳥
1958 (S33)頃 新潟県立近代美術館
午睡
1959 (S34) 群馬県立近代美術館
女と鶏
1959 (S34) 東京都現代美術館
1959 (S34) 大川美術館
花・鳥・人
1959 (S34) 新潟県立近代美術館
断層と人と鳥
1960 (S35) 愛知県美術館
唐木の顔と鳥
1962 (S37)頃 世田谷美術館
少女・卵・花
1965 (S30) 東京藝術大学大学美術館
1965 (S40) 東京都現代美術館
果器と椿
1966 (S41) 府中市美術館
1966 (S41) 福島県立美術館
鳩と静物
1966 (S41) 横須賀美術館
鳩舎
1967 (S42) 茨城県近代美術館
鳩を飼う人
1967 (S42) 古川美術館
デリカテッセン
1968 (S43) 福岡市美術館
対話する鳥たち
1972 (S47) 世田谷美術館
窓に来る鳥
1973 (S48) メナード美術館
鳥を呼ぶ花
1973 (S48) 福岡市美術館
かたつむり(2点1組)
1978 (S53) 世田谷美術館
かくれんぼ
1980 (S55) 東京国立近代美術館
S子のコレクション
1983 (S58) 埼玉県立近代美術館
赤い草つゆ
1986 (S61) 笠間日動美術館
黄色い鳥
1991 (H03) 新潟市美術館
花に来る鳥
不明 セキ美術館

【 語録 】

(子供や鳥を題材とするのは) いつも身近にあって長いあいだ見ておれるものをモチーフにしたいからだ。

【 略歴 】
 1908 (M41): 6/7 東京生まれ
 1923 (T12): 渡独
 1925 (T14): ベルリン国立美術学校 入学
 1930 (S05): 帰国。死去した父の貿易商社を継いで経営
 1933 (S08):「日本水彩画会」会員
 1936 (S11): 猪熊弦一郎・小磯良平・佐藤敬 らと「新制作派協会」設立
 1946 (S21):「日本美術会」設立に参加
 1968 (S43): 東京藝術大学 教授
 1991 (H03): 脇田美術館 開館
 1998 (H10): 文化功労者
 2005 (H17): 11/27 逝去