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中村彝
 絵画作品と所蔵美術館

なかむら つね 1887(M20). 7. 3 - 1924(T13).12.24

中村彝
新宿中村屋の相馬愛蔵夫妻は多くの若いアーティストを支援したが、彫刻家の 荻原碌山 は相馬の妻の黒光に熱愛するし、その後、この 中村彝 は、当時女子高校生であった相馬の長女の俊子のヌードを何枚も描いた。新宿の中村屋でカレーを食べるたびに、当時のこの店のサロンの人間模様は、一体どんなんだったのだろう? と思いを馳せるのであります。
小女 』 1914 (T03)
 69.5*65.5  中村屋

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 Title  Year  Museum  I
裸婦習作
1908 (M41) 茨城県近代美術館
中之作風景
1908 (M41) 茨城県近代美術館
自画像
1909 (M42) アーティゾン美術館
木立風景
1909 (M42) 茨城県近代美術館
自画像
1909 (M42)頃 宮城県美術館
自画像
1909 (M42)頃 茨城県近代美術館
海浜の村(白壁の家)
1910 (M43) 東京国立博物館
麦藁帽子の自画像
1911 (M44) 中村屋
帽子を被る少女
1912 (T01) 田辺市立美術館
静物(牛乳瓶)
1912 (T01)頃 中村屋
少女
1913 (T02) 横須賀美術館
婦人像
1913 (T02)頃 メナード美術館
少女像
1913 (T02)頃 メナード美術館
静物
1913-14 (T02-03)
茨城県近代美術館
小女
1914 (T03) 中村屋
少女裸像
1914 (T03) 愛知県美術館
少女習作
1914 (T03)頃 メナード美術館
大島風景
1915 (T04) 茨城県近代美術館
幼児
1915 (T04) 個人蔵
静物
1915 (T04)頃 愛知県美術館
静物
1916 (T05) 茨城県近代美術館
裸体
1916 (T05) 茨城県近代美術館
1916 (T05) 大川美術館
田中館博士の肖像
1916 (T05) 東京国立近代美術館
落合のアトリエ
1916 (T05) 横須賀美術館
静物(ダリア)
1917 (T06)頃 中村屋
自画像
1919 (T08) 講談社野間記念館
雉子の静物
1919 (T08) 茨城県近代美術館
静物
1919 (T08) 茨城県近代美術館
洲崎義郎氏の肖像
1919 (T08) 新潟県立近代美術館
平磯海岸
1919 (T08) 玉川近代美術館
静物
1919 (T08)頃 アーティゾン美術館
エロシェンコ氏の像
1920 (T09) 東京国立近代美術館
泉のほとり
1920 (T09) ポーラ美術館
男の顔
1920 (T09) 茨城県近代美術館
目白の冬
1920 (T09) 茨城県近代美術館
1923 (T12) 茨城県近代美術館
カルピスの包み紙のある静物
1923 (T12) 茨城県近代美術館
髑髏のある静物
1923 (T12) 豊田市美術館
頭蓋骨を持てる自画像
1923 (T12) 大原美術館
老母像習作
1924 (T13) 茨城県近代美術館
老母像習作
1924 (T13) メナード美術館
自画像
不明 福岡市美術館
静物
不明 福岡市美術館

【 略歴 】
 1887 (M20):7/3 水戸 生まれ
 1904 (M37):結核療養のため陸軍中央幼年学校を中退
 1905 (M38):千葉県館山に転地療養
 1911 (M44):相馬愛蔵夫妻の厚意により中村屋の裏の画室に住む
 1915 (T04):俊子との結婚を申し出るも、相馬に断られる
 1916 (T05):新宿区下落合にアトリエを構える
 1918 (T07):俊子はインド独立運動の志士:ボースと結婚
 1919 (T08):盲目のロシア人:ワシリー・エロシェンコ氏をモデルに描く
 1924 (T13):12/24 逝去