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今村紫紅
 絵画作品と所蔵美術館

いまむら しこう 1880(M13).12.16- 1916(T05). 2.28  en  English

今村紫紅
熱国之巻 』(部分)
二巻 45.7*954.5 + 45.7*966.0  1914 (T03)  東京国立博物館
近代日本画の開拓者の一人。当時、尾形光琳 よりも評価の低かった 俵屋宗達 を重視し、岡倉天心にも賛同された。そして、宗達の平面構成を復活させた。親分肌の気質で 速水御舟 らの後輩を指導するも、35歳の若さで死去。

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 Title  Year  Museum  I
1900 (M33)頃 東京国立近代美術館
平親王
1907 (M40) 横浜美術館
秋風五丈原
1907 (M40) 豊田市美術館
時宗
1908 (M41) 東京国立近代美術館
海の幸山の幸
 → ◎ 古事記
1908 (M41) アーティゾン美術館
大原の奥
 → 平家物語
1909 (M42) 山種美術館
達磨(説法)
1910 (M43) 東京国立博物館
伊達政宗
1910 (M43) 横浜美術館
都乃春
1910 (M43) 横浜美術館
牧童
1910 (M43)頃 茨城県近代美術館
風神雷神
1911 (M44) 東京国立博物館
護花鈴
1911 (M44) 霊友会妙一記念館
黄石公・張良
1911 (M44) 横須賀美術館
漁村
1911 (M44) 福島県立美術館
海辺図
1911 (M44)頃 茨城県近代美術館
山路
1911 (M44)頃 富山県水墨美術館
晩秋古刹
1912 (M45) 高崎市タワー美術館
箱根山
1912 (M45) 滋賀県立美術館
漁師
不明(明治末期) 青梅市立美術館
近江八景
1912 (T01) 東京国立博物館
つたの細道
1913 (T02) 横浜美術館
龍虎
1913 (T02) 埼玉県立近代美術館
江頭春
1913 (T02) 滋賀県立美術館
瀬田風景
1913 (T02) 福島県立美術館
大井川
1913 (T02)頃 豊田市美術館
熱国之巻(熱国之朝・熱国之夕)
1914 (T03) 東京国立博物館
春の山路
1914 (T03) 横浜美術館
水汲む女・牛飼う男
1914 (T03) 平塚市美術館
三蔵法師
1914 (T03)頃 永青文庫
湯の宿
1914 (T03)頃 横浜美術館
東海道五十三次合作絵巻
1915 (T04) 東京国立博物館
春暖
1915 (T04) 山種美術館
潮見坂
1915 (T04) 横浜美術館
細雨
1915 (T04) 横浜美術館
東海道左富士
1915 (T04) 横浜美術館
林中達磨
1912-16 (T01-05)頃
茨城県近代美術館
竹林閑居
不明 アーティゾン美術館
六歌仙
不明 アーティゾン美術館
寒汀白鷺
不明 アーティゾン美術館
秋色
不明 アーティゾン美術館
配所之月
不明 アーティゾン美術館
林和靖図
不明 アーティゾン美術館
不明 アーティゾン美術館
寿老
不明 アーティゾン美術館
牛若
不明 アーティゾン美術館
郷里風景
不明 アーティゾン美術館
秋草
不明 アーティゾン美術館
富獄
不明 アーティゾン美術館
汐汲
不明 青梅市立美術館
不明 青梅市立美術館
梅雨の頃
不明 佐久市立近代美術館

【 語録 】

日本画なんてこんなに固まつてしまつたんでは仕方がありヤしない。兎に角破壊するんだナ。出来上がつたものは、どうしても一度打ち砕さなくちや駄目だ。そすと誰かゞ又建設するだらう。僕は壊すから、君達建設してくれ給へ

【 略歴 】
 1880 (M13): 12/16 横浜 生まれ
 1897 (M30): 松本楓湖に師事
 1900 (M33): 安田靫彦 の紫紅会(後に紅児会に変更)に入会
 1907 (M40): 国画玉成会に参加
 1914 (T03): インド渡航。院展再興に参加。赤曜会を結成
 1916 (T05): 2/28 逝去