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木下孝則
 絵画作品と所蔵美術館

きのした たかのり 1894 (M27). 2.24 - 1973 (S48). 3.29

昭和初期、ベッドの裸婦を描くのに、小出楢重 が日本的感性の排除に苦慮していた頃、木下は、既に パスキン 的な、つまり、現代風に近い作品を描いている。戦後、バレリーナーの作品を多く制作。どのモデルの女性も、脚が細くて官能的である。

 Title  Year  Museum  I
樹蔭読書
1921-23 (T10-12) 横浜美術館
裸婦ナックレ
1932 (S07) 横浜美術館
裸婦
1932 (S07)頃 目黒区美術館
I氏肖像
1936 (S11) 東京国立近代美術館
少女読書
1940 (S15) 京都市京セラ美術館
母子像
1946-47 (S21-22) 横浜美術館
室内婦人
1954 (S29) 日本藝術院会館
エギュイ デュ ドリュ
1959 (S34) 神奈川県立近代美術館
踊り子
1964 (S39) ひろしま美術館
ピンクネグリジェ
1968 (S43) 東京都現代美術館
静物
不明 ひろしま美術館
少女
不明 ひろしま美術館
不明 ひろしま美術館

【 略歴 】
 1894 (M27): 2/24 東京 生まれ
 1917 (T06): 京都帝国大学 法科大学政治経済学科 入学
 1918 (T07): 東京帝国大学 文科大学哲学科 入学。京大中退
 1919 (T08): 東大中退。小島善太郎・佐伯祐三里見勝蔵 らと交友
 1921 (T10): フランス留学
 1923 (T12): イタリア滞留。帰国。児島善三郎林武 らと共に「円鳥会」会員に
 1926 (T15): 前田寛治・佐伯祐三里見勝蔵 らと共に「一九三〇年協会」設立
 1927 (S02):「春陽会」会員
 1928 (S03): 結婚し渡仏
 1935 (S10): 帰国
 1936 (S11):「一水会」設立に参加
 1973 (S48): 3/29 逝去