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岩橋英遠
 絵画作品と所蔵美術館

いわはし えいえん 1903(M36). 1.12 - 1999(H11). 7.12

岩橋英遠
北海道出身の人。自ら「道産子」と称し、洋画の手法も取り入れつつ、雄大で荒削りなようでありながら、繊細な描写の作品であることが特徴。 安田靫彦 門下生であり、法隆寺金堂壁画模写に参加していることなどから、幻想的でもある独自の日本画を発展させていった。
「岩橋英遠 展」図録 2002. 2.12 - 2.24 開催 at 日本橋三越
  作品は『 彩雲 』(部分)1979 (S54) 149.8*210.5 北海道立釧路芸術館

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 Title  Year  Museum  I
陸軍記念日の村の小学校
1928 (S03) 北海道立近代美術館
駅(青梅口)
1937 (S12) 北海道立近代美術館
都無ぢ
1940 (S15) 北海道立近代美術館
1941 (S16) 北海道立近代美術館
1952 (S27) 北海道立近代美術館
庭石 (雨、水、月、雪)
1953 (S28) 東京都現代美術館
1955 (S30) 東京国立近代美術館
八十八大竜王巻 のうち
1955 (S30) 横山大観記念館
1959 (S34) 東京国立近代美術館
1960 (S35) 東京国立近代美術館
習作
1961 (S36) 東京藝術大学大学美術館
花(春蘭)
1962 (S37) 東京都現代美術館
1965 (S40) 神奈川県立近代美術館
山 銀斧
1966 (S41) 蘭島閣美術館
山 金扇
1966 (S41) 蘭島閣美術館
風雪の名爆(風)
1968 (S43) 北海道立近代美術館
風雪の名爆(雪)
1968 (S43) 北海道立近代美術館
虹輪(極圏を飛ぶ)
1969 (S44) 北海道立近代美術館
虹輪(来迎)
1969 (S44) 北海道立近代美術館
虹輪(南溟を翔る)
1969 (S44) 北海道立近代美術館
憂北の人
1970-79 (S45-54)
北海道立近代美術館
春到
1974 (S49) 東京都現代美術館
飛鶴
1974 (S49) メナード美術館
カヌイヌプリ
1977 (S52) 山種美術館
1977 (S52) 山種美術館
翔鶴
1978 (S53) 北野美術館
道産子追憶之巻
1978-82 (S53-57)
北海道立近代美術館
彩雲
1979 (S54) 北海道立釧路芸術館
北の海
1980 (S55) 山種美術館
翔鶴
1980 (S55)頃 大川美術館
北陸路五月に入る
1981 (S56) 富山県美術館
誌(一)(二)
1982 (S57) 北海道立近代美術館
残陽
1983 (S58) 北澤美術館
北の木たち
1983 (S58) 滝川市美術自然史館
暑寒別六月に入る(湿原残雪)
1985 (S60) 横浜美術館
北の山たち(暁雲のトムラウシ)
1986 (S61) 滝川市美術自然史館
北の山たち(噴煙の十勝)
1986 (S61) 滝川市美術自然史館
1986 (S61) 滝川市美術自然史館
茜空(夕)
1987 (S62) 名都美術館
1988 (S63) 横浜美術館
残照
1988 (S63) 名都美術館
氷結する湖
1988 (S63) 滝川市美術自然史館
夕空
1988 (S63) 水野美術館
極光
1991 (H03) 滝川市美術自然史館
洞門
1994 (H06) 日本藝術院会館
花菖蒲
不明 北野美術館
椿
不明 伊東近代美術館
飛翔
不明 伊東近代美術館

【 略歴 】
 1903 (M36): 1/12 北海道滝川市 生まれ。本名=英遠(ひでとお)
 1924 (T13): 上京。山内多門に師事
 1934 (S09): 吉岡堅二 ら結成の新日本画研究会に参加
 1937 (S12): 歴程美術協会の結成に参加。安田靫彦 門下の研究会「火曜会」に入会
 1953 (S28): 日本美術院 同人
 1967 (S42): 法隆寺金堂壁画再現模写事業に参加
 1968 (S43): 東京藝術大学 教授
 1989 (H01): 文化功労者
 1994 (H06): 文化勲章 受章
 1999 (H11) : 7/12 逝去