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山口華楊
 絵画作品と所蔵美術館

やまぐち かよう 1899(M32).10. 3 - 1984(S59). 3.16  en  English

山口華楊
早や、子供の頃から 西村五雲 の塾に入り、師が死去した後でも、その集まりを引き継いで運営してきた。動物画という、海外には無いジャンルであり、五雲が発展させた画風を大事に守り、そして、独自の境地を開拓してきたといえよう。
「山口華楊 回顧展」図録 1999. 1. 3 - 1.18開催 at 銀座松屋
  作品は『 青柿 』1978 (S53) 北澤美術館

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 Title  Year  Museum  I
葉ざくら
1921 (T10) SOMPO美術館
山羊
1924 (T13) 滋賀県立美術館
1925 (T14) 福島県立美術館
春夏秋冬
1930 (S05) 講談社野間記念館
素秋
1932 (S07) 佐久市立近代美術館
耕牛
1934 (S09) 東京国立近代美術館
洋犬図
1937 (S12) 東京国立近代美術館
1939 (S14) 北野美術館
深秋
1940 (S15)頃 姫路市立美術館
1941 (S16) 京都市京セラ美術館
1942 (S17) 東京国立近代美術館
制空
1944 (S19) 名都美術館
1944 (S19) 大阪市立美術館
白い馬
1952 (S27) 日本藝術院会館
仔馬
1955 (S30) 日本藝術院会館
1959 (S34) SOMPO美術館
白鷺
1961 (S36) 京都府立総合資料館
1963 (S38) 京都市立芸大芸術資料館
1964 (S39) 東京都現代美術館
双鶴(なべつる)
1964 (S39)頃 大川美術館
飛火野
1965 (S40) 東京国立近代美術館
1968 (S43) 京都市京セラ美術館
林檎
1968 (S43)頃 上原美術館
なす
1969 (S44)頃 大川美術館
なす花
1969 (S44) 北澤美術館
鹿苑
1969 (S44) 名都美術館
紅蜀葵
1970 (S45) 北澤美術館
牡丹
1970 (S45) 北澤美術館
叢原
1971 (S46) 名都美術館
深秋
1972 (S47) 足立美術館
青蓮院の老木
1973 (S48) 京都府立総合資料館
1973 (S48) 山種美術館
白露
1974 (S49) 京都国立近代美術館
芍薬
1976 (S51) 山種美術館
木精
1976 (S51) 山種美術館
仔鹿
1976 (S51) 名都美術館
霽雪
1977 (S52) 山種美術館
秋晴
1977 (S52) 北澤美術館
1977 (S52) 北澤美術館
紅白牡丹
1977 (S52) 北澤美術館
鶏頭の庭
1977 (S52) 京都市京セラ美術館
春雪
1978 (S53) 高崎市タワー美術館
笹百合
1978 (S53) 北澤美術館
青柿
1978 (S53) 北澤美術館
生(仔馬)
1978 (S53) 名都美術館
幻化
1979 (S54) SOMPO美術館
玄花
1979 (S54) 髙島屋史料館
1980 (S55) 佐久市立近代美術館
原生
1981 (S56) 名都美術館
立夏
1982 (S57) ウッドワン美術館
白狐
1983 (S58) 北澤美術館
水仙
不明 五島美術館
牡丹
不明 古川美術館
浅春
不明 古川美術館

【 語録 】

描くものと描かれるもの同じ生きもの同士である。こちらと対象の気持ちがピタッと一致して、霊感のようなものを感じたとき、ひとつの絵になる要素ができる。

【 略歴 】
 1899 (M32) : 10/3 京都 生まれ
 1912 (M45) : 西村五雲 の塾に入る
 1916 (T05) : 京都市立絵画専門学校 入学。同期に 中村大三郎
 1926 (T15) : 京都市立絵画専門学校の教員になる
 1927 (S02) : 西村五雲の塾が 晨鳥社となる
 1938 (S13) : 西村五雲死去により晨鳥社解散。その後、研究団体晨鳥社を復興させる
 1943 (S18) : 海軍省従軍派遣画家としてジャワ島などに従軍
 1949 (S24) : 日展の参事に就任
 1981 (S56) : 文化勲章受章
 1984 (S59) : 3/16 逝去