2010.10.10(日):
美術館ツイッター一覧/iアプリ情報 ~ 追加その3
ヨーロッパを中心に、さらに追加して計70館。これで第1ラウンド終了です。
米英は別として、世界の大御所美術館の参加はまだまだですね。今後、増えてくるでしょうから、随時、反映していきたいと思います。
→ 美術館ツイッター/iアプリ 一覧
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2010.10. 9(土):
キキ・スミスさんデザインによる教会ステンドグラス
春先に、このニュースを目にしていたので、もう公開されていたのだろうと思っていたのですが、実は、明日、10月10日にオープンとのこと。
ニューヨーク・マンハッタンの南端に、エルドリッジ・ミュージアムというものがあるそうで、とはいえ、「美術館」では無くて旧いユダヤ教会ようなのですが、その中のステンドグラスをキキ・スミスさんが制作担当したもの。
こちらに、その関連する情報が掲載されています。
→ http://www.eldridgestreet.org/window.html
スライドショーを観ると、1枚目が旧いダサい4本の窓で、それが、今回、3枚目のキキ・スミスさんによる美しいギャラクシィに生まれ変わっていることが判ります。
動画を見ると、キキ・スミスさん自身による解説があります。
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キキ・スミスさんというと、以前、MoMAにインタラクティブ・サイトとしての特集がありました。こちらも参考になると思います。
→ Kiki Smith Prints, Books & Thigns 2003
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2010.10. 8(金):
引き続き、ツイッター一覧/iアプリ情報
昨日に引き続き、「世界の美術館 ツイッター一覧/iアプリ情報」。隠れた存在の iアプリって、結構ありそうなんですが、探し出すのは、なかなか手間かかります。
まだ、続きます。
→ 美術館ツイッター/iアプリ 一覧
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2010.10. 7(木):
世界の美術館 ツイッター一覧/iアプリ情報
以前、ブログに「世界の美術館 ツイッター一覧」を載せたら、その後、アクセスする人が増えてきました。であれば、改めて、その後増えてきた館のアカウントも併せて一覧表を作ろう! と思い立ちました。
ついでだから公式iアプリのありか情報も載っけちゃえ! と意気込んだはいいものの、これが、結構、手間掛かるのでした。アンドロイド・アプリが増えてきたら、どうしよう? と思いながらも、それは、そうなった時に考えようということで、今日のところは、日本とアメリカの「な」行まででギブアップ。
少しずつやります。はい。
→ 美術館ツイッター/iアプリ 一覧
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2010.10. 5(火):
europeana オンライン・アール・ヌ-ボー展
10月1日から、europeana にて、登録されているアール・ヌ-ボー関連の画像を集めたWeb展覧会が開始されました。確か、今回が初めてだと思うのですが、こういう企画もありがたいですね。
→ europeana アール・ヌ-ボー展
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2010.10. 4(月):
ワシントン・ナショナル・ギャラリーの誕生秘話
ワシントン・ナショナル・ギャラリーは、金融王であった、アンドリュー・メロン 氏の膨大なコレクションをベースにしていますが、ArtBabble のワシントン・ナショナル・ギャラリーのコーナーに、彼の息子、ポール・メロン 氏による自伝映像がアップされています(英語版)。
これは、ワシントン・ナショナル・ギャラリー誕生の背景が知れる貴重な資料でしょう。
→ Paul Mellon: In His Own Words
来年、国立新美術館で、ワシントン・ナショナル・ギャラリー展が開催されるそうで、どういった作品が来るのか、楽しみです。
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2010.10. 2(土):
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2010.10. 1(金):
この半年の画家アクセス・ランキング
2010年4月1日~9月30日までの 画家アクセス・ランキング を集計しました。
今回は、オルセー美術館2010展があったことで、いつもは、なかなか上位に上がってこないナビ派等の躍進が目立ちます。この展覧会期間中、話題になった、モローやシャヴァンヌは、思ったほど上がらなかったですが。
一方、シスレー、キスリング、ドンゲンなどが急に伸びたのは謎です。どこかで取り上がられたのでしょう。
この期間、絶対数の伸び率では、岡田三郎助『 あやめの衣 』が一番のヒットでした。
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2010. 9.30(木):
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2010. 9.29(水):
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2010. 9.28(火):
バーンズ財団美術館の マティス『 ダンス(メリオンの壁画)』
バーンズ財団美術館 にある、マティスの『 ダンス(メリオンの壁画)』。バーンズ氏からの注文を受けてマティスが作成開始するも、途中で寸法間違いに気付き、作成し直したという作品。それが、どういう作品であるかは知れるも、では、どういった形で展示してある壁画なのかは、公式サイトにも紹介がなく、判り得ませんでした。
ところが、今回、バーンズ財団美術館のツイッターが開始されており、そのアイコン写真から知ることができるんですねぇ!
こちらに飛んでみてください。
http://twitter.com/the_barnes
小さかったら、写真を、もう一度クリック。大きい写真が出てきますよ。
左上の高いところに 『 ダンス 』 がありますね。
それで、正面に、スーラの『 ポーズする女たち 』、そして、セザンヌの『 カード遊びをする人たち 』が見えます!
こんな配置になっていたのかぁ。。Thanks Twitter !
数年後、館が移転したら、どんな風に展示されるのでしょうね。
→ バーンズ財団美術館
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2010. 9.27(月):
新たに、長野草風のページをアップ
長野草風 は、今村紫紅や安田靫彦と共に紅児会にて活躍した人。
『 高秋霽月 』 1926 (T15) 東京国立博物館 蔵 が代表作。まさに、「中秋の名月」です。この、すばらしい作品を、是非、ご鑑賞ください。
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2010. 9.26(日):
最近のアート・ニュース記事まとめて
●「アドビ・デジタル・ミュージアム(AMDM)」 10/06 オープン予定
http://www.adobemuseum.com/
● 9/25 フランスの LaM 正式リニューアルオープン
● 潰れたリーマン・ブラザーズの現代アート旧コレクションが 9/25から競売開始
http://bit.ly/cAhBr6
● 今日は誰の誕生日??:
9/21 菱田春草 1874(M07).09.21-1911(M44).09.16 長野生まれ
9/23 ポール・デルヴォー 1897.09.23-1994.07.20 ベルギー生まれ
9/24 加山又造 1927(S02).09.24-2004(H16).04.06 京都生まれ
9/25 マーク・ロスコ 1903.09.25-1970.02.25 ロシア生まれ
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2010. 9. 24(金):
グラン・パレ モネ大回顧展のインタラクティブ・サイト
先日、パリのグラン・パレにて モネの絵画 169点大集合の回顧展が開催されること、お伝えしましたが、展覧会開始に合わせてインタラクティブな専用サイトが公開されており、これがとても秀逸なのでレポートしておきたいと思います。
最近の海外の大規模な企画展では、展覧会そのものと同時に、たいへん手の込んだHPが公開されることが多く、さらには開催期間中に徐々に内容が追加されていくこともありますので、たびたびチェックしておくことが必要です。
実は、今回、展覧会予告だけ見ており、開始に併せてのHP確認はしていなかったのですが、ツイッターで、CasaVicensさん に教えていただいて気付いた次第です。
グラン・パレ は、アート・センターであり、歴史は逆ですが国立新美術館のような大展覧会場。たびたび大規模な企画展が開催されます。昨年は、故イヴ・サン=ローラン氏のコレクションがオークションに掛けられる前に、ココで展覧会が開かれ、非常にたくさんの入場者があったことで話題となりました。
今回のモネ展も多くの入場者が予想されるため、基本的に連日、夜10時まで開館されるとのこと。
さて、そのサイトの中身は、、、
「ギャラリー」のコーナーでは、各作品を、様々な角度の視点から参照し鑑賞できるようになっています。先日の「オルセー展2010」に来ていた作品もありますよ。
「トラベル」のコーナーでは、
真っ白なキャンバスにインクをこぼすと、幾多のモネの作品が生み出されていくという流れで、マウスをクリックしていくことで鑑賞できます。
この作品の場合、風車をクリックすると羽根が回りだし、風に吹かれて赤い花びらが舞います。
ルーアンの大聖堂では、キーボードの矢印を押すことで、大聖堂の鐘を鳴らせるようになっています。たくさん鳴らさないと次のページへ進めませんよ。
「Web TV」のコーナーでは、ジヴェルニーのモネの庭を、解説付き(フランス語)の映像で見られます。
右下の白い円内で小鳥が飛んでいるのはツイッターです。#monet2010 のハッシュタグを付けてツイートすると、ココに反映されるようになっています。
さすが、おフランス、おしゃれ!
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■「モネ(1840-1926)」 展
会場: グラン・パレ(パリ)
期間: 2010. 9.22 - 2011. 1.24
URL: http://www.monet2010.com/
→ 当サイトの モネ作品一覧
う~む、パリにも行きたい。。。。。
※ 10/4 追記: 日本語版も公開されました!
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2010. 9. 23(木):
メナード美術館「コレクション名作」 展 のこと
近日、愛知へ行ける予定は無いので、よほど、買ってもない宝くじでも当たったりしない限り、多分、今回観られないのですが、メナード・コレクションのことを。
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日本画から洋画、西洋絵画まで、非常に豊富な逸品ぞろいのコレクションです。最近のポーラ美術館さんのように外部展示されることは少ないようですし、コレクションの多くが館に「常設展示」では無いので、企画展的に公開されるタイミングを逃すと、また、当面会えないことになります。
それで、先日、今年のコレクション展が開始されましたが、今回、新たに、マグリット とエゴン・シーレの作品が出るそうです。素晴らしい!
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そして、この作品 ↑
アンソール 『 仮面の中の自画像 』 1899
この所蔵は、世界的にも、すごいことでしょ。
■ メナード美術館「コレクション名作」 展
会場: メナード美術館
期間: 2010. 9.16 - 12.23
URL: http://museum.menard.co.jp/exhibition/ex1005/index.html
う~む、時間とお金、やっぱ、なんとか捻出できぬものか。。。
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2010. 9. 21(火):
「ウフィツィ美術館 自画像コレクション」 展
16世紀末に設立されたイタリアのウフィツィ美術館といったら、なんといっても、
ボッティチェッリ 『 ヴィーナスの誕生 』
ダ・ヴィンチ 『 受胎告知 』
などなどが超有名ですが、一方でメディチ家のレオポルド枢機卿が 1664年から開始した自画像コレクションがあり、350年ほどの歳月を掛けて、総数 1,700点にもなっているそうです。
今回、その膨大な自画像コレクションの中から、数点の彫刻作品を含み 80点ほどが初来日。
東京展:
会場: 損保ジャパン東郷青児美術館
期間: 2010. 9.11 - 11. 14
URL: http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html
大阪展:
会場: 国立国際美術館
期間: 2010.11.27 - 2011. 2.20
パンフレットの表紙 を飾る、ル・ブランの作品は良かったですね。当時、この絵を観た人が、ル・ブランを「マダム・ヴァン・ダイク」「マダム・ルーベンス」と褒め称えたとのこと。
しかし、この時、彼女自身、亡命の身でありながらも、フランス革命の行く末は楽観視していたのでしょう。まさか、数年後にマリー・アントワネットがギロチンの露と消えるとは予想だにしなかったのではないでしょうか。
という具合に、画家の肖像画である「自画像」を観ることは、画家の作品を知ってか背景の歴史を知って、はじめてインパクトを受けるものだと思います。
その点、今回の展覧会では、不勉強にして知らない画家が多かったです。期待していたサージェント作品も出て無く。そのため、印象を受ける対象となる自画像の作品数が限られてしまいました。
大阪展では、東京展には出ていなかった、ラウシェンバーグやヨーゼフ・ボイス、ジェフ・クーンズなどの作品が出るそうで、それは、ちと、うらやましいな、と思います。
なお、今回の展覧会を機に、草間彌生、横尾忠則、杉本博司の3氏からウフィツィ美術館へ自画像が寄贈され、その3点も展示されています。横尾忠則さんは、そのことを自らツイートされていました。http://twitter.com/tadanoriyokoo
ところで、ル・ブランの作品は、来年の3月に 三菱一号館美術館 に来る予定ですので、楽しみです。
「王妃の画家 ヴィジェ=ルブラン
マリー・アントワネットと18世紀の女性画家たち(仮称)」展
→ 「ウフィツィ美術館 自画像コレクション」展 予告時の記事
→ ウィキペディア: ウフィツィ美術館
→ ウフィツィ美術館HP(英語版)
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2010. 9.20(月):
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2010. 9. 19(日):
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2010. 9. 17(金):
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2010. 9. 16(木):
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2010. 9. 15(水):
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 その4
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 最後は、クレーを。
この美術館、コレクションが先にあって設立されたのではなく、まず、戦後復興の目標があって、その後、クレー作品収集を皮切りに精力的に進められていったもの。ピカソもそうですが、タンギーやエルンストのコレクションも秀逸ですね。デュッセルドルフの強い経済力の反映も背景にあったのでしょう。
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2010. 9.14(火):
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2010. 9. 13(月):
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 その3
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 その3は
ブラック、マグリット、マッケ、マティス、マルク、ミロをアップ。
気になる企画展一覧 を追記しました。
手塚雄二展、三瀬夏之介展、アートフェア東京。
画廊の展覧会情報も、徐々に追記していこうと思います。
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2010. 9. 12(日):
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 その2
ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館 その2は
スーティン、タンギー、ドラン、R・ロベール、ピカソをアップ。
館のこと、まだ、まとめていません。明日、明後日まで、お待ちください。
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2010. 9. 11(土):
「鏑木清方一門と近代美人画」 展
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目白の 講談社 野間記念館 で開催中の、「鏑木清方一門と近代美人画」 展に行って来ました。野間記念館訪問は数年ぶりです。
池田輝方に山村耕花の所蔵もあるということで、また、山川秀峰の作品は『 螢 』 1927 (S02) と、それ以外も出るというので、うきうきして出かけたのでした。
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野間記念館は、いろんな画家の『 色紙十二ヶ月 』を所蔵されていることで有名ですが、今回、それらの作品が数多く出展されています。
山川秀峰、山口蓬春、伊東深水 作のそれらと共に、小早川清、笠松紫浪の作品も出ていました。
また、山川秀峰 は、『 九条武子夫人 』 1929(S04) という折本形式の作品もあって、すべてで21点もの出展です。これだけの数の山川秀峰作品所蔵美術館は他に無いでしょう。
もちろん、鏑木清方 の作品も、大正期の講談社の雑誌「少年倶楽部」表紙絵を中心に19点出品。その他にも、
菊池契月、
勝田哲、
山村耕花、
池田輝方・蕉園、
吉川霊華、
上村松園
などの、まだ会ったことの無かった作品にも出会えたのでした。超満足な 500円。
さらには、榎本千花俊の作品も4点出てましたから、好きな人にはお薦めです。
■ 「鏑木清方一門と近代美人画」 展
会場: 講談社 野間記念館
期間: 2010. 9. 4 - 10.24
URL: http://www.nomamuseum.kodansha.co.jp/installation/index.html#kaburaki
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