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徳岡神泉
 絵画作品と所蔵美術館

とくおか しんせん 1896(M29). 2.14 - 1972(S47). 6. 9

徳岡神泉
単純化された静謐なフォルムの抽象画のような日本画であり、さらに幽玄さを組み合わせた深淵な作風が特徴。「神泉様式」と表現される。それに至る過程においては、水の中にじっと浮かぶ鯉の姿に別次元を感じたのかも? と思われる。
「 徳岡神泉 展」図録 2006. 6.10 - 7.17 開催 at 笠岡市立竹喬美術館
  作品は『 蕪 』1958 (S33) 62.3*45.6 京都国立近代美術館

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 Title  Year  Museum  I
魚市場
1917 (T06) 高崎市タワー美術館
狂女
1919 (T08)頃 東京国立近代美術館
椿
1922 (T11)頃 東京国立近代美術館
1922 (T11)頃 東京国立近代美術館
芥子
1924 (T13) 東京国立近代美術館
鯉図
1922-24 (T11-13)頃 奈良県立美術館
後苑雨後 徳岡神泉:後苑雨後
1927 (S02) 京都国立近代美術館
蕭条
1928 (S03) 東京国立近代美術館
1929 (S04) 京都国立近代美術館
月明
1930 (S05) 東京国立近代美術館
春夏秋冬
1934 (S09) 講談社野間記念館
1934 (S09) 京都市京セラ美術館
鶉図
1935 (S10) 講談社野間記念館
白鷺
1935 (S10)頃 古川美術館
牡丹
1935 (S10)頃 古川美術館
菖蒲
1939 (S14) 東京国立近代美術館
緋鯉
1942 (S17) 東京国立近代美術館
芋図
1943 (S18) 東京国立近代美術館
若松
1943 (S18) 大阪市立美術館
赤松
1947 (S22) 東京国立近代美術館
1950 (S25) 東京国立近代美術館
1952 (S27) 京都国立近代美術館
流れ
1954 (S29) 京都市京セラ美術館
菊花
1954 (S29)頃 練馬区立美術館
赤松
1956 (S31) 東京国立近代美術館
1957 (S32) メナード美術館
枯葉
1958 (S33) 京都国立近代美術館
1958 (S33) 京都国立近代美術館
刈田
1960 (S35) 東京国立近代美術館
仔鹿
1961 (S36) 東京国立近代美術館
1963 (S38) 京都市京セラ美術館
1964 (S39) 静岡県立美術館
椿
1965 (S40) ポーラ美術館
橿鳥
1965 (S40) ポーラ美術館
富士山
1965 (S40)頃 東京国立近代美術館
富士
1965 (S40)頃 京都国立近代美術館
1966 (S41) 東京国立近代美術館
緋鯉
1966 (S41) 山種美術館
1968 (S43) ポーラ美術館
菊花
1969 (S44) 茨城県近代美術館
桔梗
1969 (S44) 佐久市立近代美術館
游鯉
不明 アーティゾン美術館
龍膽
不明 五島美術館
林檎図
不明 遠山記念館
不明 掛川市二の丸美術館
不明 掛川市二の丸美術館
茄子
不明 名都美術館
不明 名都美術館
不明 名都美術館

【 語録 】

単だ古い幽微なもの、深い醇美なものに触れるということをもって、私という作家の思想を- 魂を澄まさんとして、心がけているだけである。

【 略歴 】
 1896 (M29): 2/14 京都 生まれ
 1909 (M42): 土田麦僊 の紹介で 竹内栖鳳 の塾「竹杖会」に入る
 1914 (T03): 京都市立絵画専門学校 入学
 1918 (T07): 公募展での落選が続き、妙心寺などを転々、富士山麓に逃避
 1923 (T12): 近藤浩一路 の勧めにより帰京。再び 栖鳳 門下に
 1936 (S11): 京都市立美術工芸学校 絵画科教論
 1937 (S12): 日本女子美術学校 日本画部 教授。「竹立会」結成
 1942 (S17): 栖鳳 門下の「丹丘会」「葱青会」「竹立会」などを総合して「第二竹杖会」結成
 1948 (S23): 福田平八郎小野竹喬小磯良平 らと共に「転石会」結成
 1958 (S33):「日展」理事
 1966 (S41): 文化勲章 受章
 1972 (S47): 6/9 逝去